えび部鏡

えび部鏡（－えび部屋殿の数十匹－）

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２０２４年１１月１７日

週末かけて実家の手伝いからの帰り、すでに消灯した部屋を開けると明らかに異常なポンプの音で、水槽に何かあったことはすぐわかりました。恐る恐る近づくと水槽から離れた足元の床に水たまり。全く理解はできませんが原因は水槽の水漏れに違いなく、ポンプの異音は水が減ったことによる空運転状態だということを反射的に気づき部屋の電気をつけました。水漏れは『ニノ』達の本水槽からで、部屋を横断するように水溜まりができていました。途中には静岡の引っ越し以来開封していないダンボール箱が、水を吸ってイビツに変形しており、すでにシャレにならないレベルの水漏れであることは明らかでした。水槽本体から漏れたとすれば全滅の可能性もありますが、一目で本体に水があることに安堵して、急いでポンプを止めて原因を探りました。水槽本体は２割ぐらいの水が減っており、サンプ槽の水は７割でポンプの吸い口の高さほど、水漏れは、どうやら水槽の上かららしく、ポタ、ポタとガラスを伝って床に落ちています。他に漏れがないことを確認しあらためてハテナマーク。なんで水槽の上から水が垂れているのかわかりません。ポンプを止めても、ガラスを拭いても全く水滴が止まる様子がありません。ようやく外掛けろ過フィルターの出口にはびこっている藻が原因なのが判明しました。藻は水中だけでなく、酸素を取り込みやすいのか水面も成長が盛んで、そこからゆっくり中空に伸ばす種類もいて、今回外掛け式フィルターの出口の滑り台にの藻が伸びて水槽の外に出てしまったことで、藻を伝って水が外に出てしまったようです。急いで海水を作って補給すると２０リットルぐらい抜けていたことがわかりました。その後、ダンボール箱の本やマンガ、写真を避難させ、ありったけのキッチンペーパーとタオルを総動員して床の海水を１０リットルぐらい回収しました。残り１０リットルはマンガや写真に吸収されたか１階に流れたかもしれませんが苦情はきていません。これが真冬ならサンプ槽のヒーターの水を循環できず魚達が凍死していたかもしれません。

２０２４年１１月３日

ユビワサンゴヤドカリ『トルキン』は、今までのヤドカリと違って、ころころと貝殻を変更します。服の模様替えみたいな感じで、先週、今週、来週と毎回貝殻が変わったりするので、あまり貝殻に執着しないタイプなのかもしれません。脱皮もしているみたいですが、全身抜け殻を見ることがなく、隠れて脱皮して食べてしまい小さな残骸しか残さないみたいです。エサの藻類も貪欲に漁る感じではないので、『トルキン』が登れないポンプやフィルターの藻が密集しているところに置いてあげても、藻を食べ尽くすことなく、飽きたら下に落ちています。食が細いのかといえば、ガラス壁の体の届く範囲では藻は綺麗にムシり取られていて、乾燥ワカメも夜になると綺麗になくなっているので、夜は活発なのかもしれません。

２０２４年１０月２０日

本水槽の魚達の食が細っているので確認すると水温が上がっていないようなのでヒーターを交換しました。古いヒーターでバケツの水を温めてみると問題なく水温が上がったので、急遽、サーモスタット付きヒーターを追加投入して二刀流で対応することにしました。最近の店の品揃えを見ると、９割方がサーモスタット付きのヒーターで、サーモスタット（温度調節機）とヒーターが別れたものは減っているようです。金魚やメダカが主流なのもありますが、確かに値段も数百円ぐらいしか違わないので、よほど特殊な温度環境が必要な魚以外は不要かもしれません。

２０２４年１０月６日
『ニノ』第１１５回生の卵を産んでいました。

２０２４年９月２２日
ユビワサンゴヤドカリの『トルキン』はあまりガツガツ歩き回るタイプではなく、マイペースのようで、それでも底面のガラス面に生える藻は体の届く範囲で綺麗に食べてくれています。また、砂の表面のコケも食べているらしく、砂地も比較的綺麗です。不思議なことはあまりライブロックやその先のサンゴ台に登るのを見たことがなく、岩に登るのが苦手なのかもしれません。『ニノ』は『トルキン』が嫌いなようで、近くに寄ってきては、『トルキン』が貝殻から出たタイミングで攻撃を仕掛けています。高速の反射神経で殻の中に引っ込むのでやられることは無いようですが、たまに仰向けにひっくり返っていて、集中砲火を浴びないかヒヤヒヤすることがあります。

２０２４年９月２０日
『ニノ』第１１４回生の卵を産んでいました。

２０２４年９月１５日
第１１回生の凶悪犯『プチ』と第４３回生一の狂犬『キル』。同じ水槽で悪者同士同盟を組むかと思ったら、やっぱり喧嘩していました。それも体の小さい『キル』が２回りほど大きな『プチ』を圧倒していて、水槽の隅に『プチ』が追いやられ、少しでも中央に出てこようものなら、『キル』が威嚇して寄せ付けません。弱々しくなった『プチ』の顔を見ると、口元が少し裂けているようで、もしかして『キル』が噛み付いてダメージを負わせたのかもしれません。さすが生まれながらの狂犬『キル』。元いじめられっ子から成り上がった『プチ』程度の体格差ぐらいものともしないようです。急いで『プチ』をコップ水槽に回収しました。攻撃してくる『キル』に、コップに守られ安堵しているのように見える『プチ』でした。これでいいお灸になったかと思います。

２０２４年９月１３日
朝見ると『キル』がコップ水槽を飛び越え、稚魚本水槽に脱走していました。本水槽には刑期を終えた元凶悪犯の『プチ』が。これは血の雨が降るかもしれません。出勤の時間がない中、どう回収しようかと慌てましたが、意外に仲良く泳いでいて、エサもおとなしく分けあって食べている様子。しばらく見守ることにしました。

２０２４年９月８日

ロイヤルグラマ『マリリン』は『ニノ』の縄張りの中で生活しています。ライブロックの裏がお気に入りですが、『ニノ』の機嫌次第で追い回されることもしばしば。すばしっこさでは優位ですが、遊泳力では『ニノ』に劣るらしく逃げた先でうまく追い詰められて小突かれることもあるので、ライブロックの中に隠れ、岩陰から外の様子を伺ったり、居たくはない水槽の前面で裏の『ニノ』の様子を伺うことも。そのため、隠れ家をなるべく用意しておこうと、土管を入れているのですが、奈良に引っ越す際の避難水槽で土管に隠れたまま捕まってしまったのがトラウマらしく、その後二度と入ってくれなくなっており、『ニノ』の視線をそらせる障害物程度のレイアウトしか使っていませんでした。今回、ふと思いついて土管をライブロックの上に乗せたところ、興味を示したのか入ってくれるようになりました。驚いたことに、土管の間口が広い片側をシオグサを詰めて栓をしていました。偶然かと思って試しに撤去してみるとまた同じように栓をしてます。日中はいることは稀で、寝るときなどに使っているのかもしれません。『マリリン』の落ち着き空間が１つ増えたことは喜ばしいことです。

２０２４年９月７日

ちょうど『ニノ』が第１１３回生の卵を産みました。
ユビワサンゴヤドカリこと『トルキン』。ちょっと動きに精彩がないので貝殻が窮屈なのかもと、いくつか貝殻を与えてみたところ、すんなり宿替えをして安堵していると、すぐ元の貝殻に戻っていました。それならと前のヤドカリ達が好んで食べていた乾燥ワカメを与えたところ、最初は興味津々に近づいてきたものの、あまりお好みではないのか、積極的に食べている様子ではありませんでした。それでも朝見てみると夜の間に綺麗に平らげてしまったようです。ちょっとアマノジャクなのかもしれません。

２０２４年９月１日

稚魚サテライト水槽でイジメを受けて居場所がなくなった２匹の個体を避難させていた本水槽のサテライト槽ですが、気づくと、そのうちの１匹が『キル』『ビル』並みに大きく成長していました。もう１匹の方は他のどの稚魚より小さくて、２匹分与えていたのが、おそらく片方が独り占めしたのでしょう。普段は比較的おとなしいものの、お気に入りの寝床の土管は独占、エサの時間は小さい方に攻撃してエサに近寄らせないようにする姿が目立ってきました。そこで、穴あきの仕切板を設けて、小さい方をそちらに誘導してエサを与えるようにしました。しばらく続けていると小さい方も覚えたのか、エサの時間になると仕切の中でエサを待つようになりました。

２０２４年８月２９日
『ニノ』第１１２回生の卵を産んでいました。

２０２４年８月１７日

夜、第１１１回生が孵化しました。１１１回目で若干減った感はありますが、たくさんの稚魚でいろいろなところを泳ぎまわり皆元気いっぱいです。回収できないのが残念です。

２０２４年８月１２日
『ニノ』第１１１回生の卵を産んでいました。

２０２４年８月５日

先日導入したユビワサンゴヤドカリですが、どこにいるのかわかりません。かといって前回のベニワモンヤドカリ『服部さん』と違って巧みに隠れているということもなく、水槽の裏にいたり、隅っこにジッとしていたり、影が薄いというか、地味というか、活発に動き回るタイプではないようです。

２０２４年７月２９日
『ニノ』第１１０回生の卵を産んでいました。

２０２４年７月２５日

クールファン用のサーモスタットが茶色く変色していたので、新しいものを買いに近所のペットショップへ。２つしかない海水魚水槽の展示の中に、ユビワサンゴヤドカリを発見し購入しました。ブルーのリングの縞々が指輪のように美しいユビワサンゴヤドカリは初期の飼いたいヤドカリのナンバー１でした。気が荒いということで、貝やハゼがいた頃は敬遠していましたが、同じ気が荒いといわれたベニワモンヤドカリがそれほどでもなかったので、『服部さん』の後任にしようと決めていたものの、どうやって調達するか悩んでいたので、千載一遇のチャンスでした。一応、入念に水合わせして投入完了しました。

２０２４年７月２０日
『ニノ』第１０９回生の卵を産んでいました。

２０２４年７月６日
『ニノ』第１０８回生の卵を産んでいました。
稚魚本水槽のコップ水槽の『プチ』が禁固以来４ヶ月経過したので『プチ』を本槽へ戻すことにしました。もともといた『ビル』は『プチ』との争いを避けるため、可哀想ですがコップ水槽へ。ただ、可哀想といっても『プチ』や『キル』を見る限り、定期的なエサを独占できてストレスがなく、コップの壁に守られて他の魚に存分に喧嘩をふっかけられて無傷の環境は狭くても居心地がいいように感じます。なんの違和感もなく本水槽に馴染んでいる『プチ』でした。

２０２４年６月２９日
『ニノ』第１０７回生の卵を産んでいました。

２０２４年６月１５日
『ニノ』第１０６回生の卵を産んでいました。

２０２４年６月２日
『ニノ』第１０５回生の卵を産んでいました。

２０２４年５月１８日
『ニノ』第１０４回生の卵を産んでいました。

２０２４年５月１１日

コップ水槽はかさばるので左右の壁に洗濯バサミで固定してあり、左側が『キル』、右側が『プチ』です。『キル』が先の喧嘩の続きとばかり、コップ水槽から『ビル』を激しく攻撃しますが、『ビル』はコップに守られノーダメージなので余裕な態度。しかし、『ビル』は何かにつけて攻撃しようとする『ビル』のそばにまとわりつきますが、なぜか『プチ』の方へはあまり近づいてきません。やはり同じ世代の方がなんぼかマシなのでしょうか。

２０２４年５月９日
『ニノ』第１０３回生の卵を産んでいました。

２０２４年４月３０日
サテライト水槽に戻した『キル』が仕切りを乗り越えて隣の水槽に移っていました。エサをやると興奮して『ツボ』に噛み付いて離さないのでスプーンで引き剥がして元の区画に戻し、さらにお仕置きでスプーンで追回していたら、サテライト槽を飛び出して、稚魚本槽に飛び込んでしまいました。すると稚魚本槽にいた『ビル』とすぐに喧嘩を始め、たまらず即コップ水槽に捕獲。これで稚魚本槽は『プチ』のコップ水槽と『キル』のコップ水槽、本槽の『ビル』と３匹の完全個飼いになりました。

２０２４年４月２７日
『ニノ』第１０２回生の卵を産んでいました。

２０２４年４月２５日
『キル』『ビル』を稚魚本水槽に２匹一緒にしてから６日目、流行り喧嘩が勃発しました。水槽が広いからといってもせいぜい３０cm程度の長さでは関係ないのかもしれません。お互い牽制しあっていますが、『ビル』がやや劣勢の様子。決着が完全に着く前に、『キル』を確保し、元のサテライト槽に戻しました。

２０２４年４月２０日

『ムニ』殺害犯の『プチ』はその後もコップ水槽で禁固刑が課せられており、稚魚本水槽は広々としています。コップ水槽の中でも、ふてぶてしい『プチ』に対して、サテライト槽の狂犬『キル』『ビル』を稚魚本水槽に移すことにしました。体が大きくなり、サテライト槽の１区画１匹に個飼いしていましたが、もともと２匹結託してハバを効かせていたので相性もいいだろうし、コップ越しの『プチ』の牽制役として最適です。また、サテライト槽が広くなるので、完全個飼化もできそうです。

２０２４年４月１６日

第４３回生の『ブチ』が亡くなりました。
中央の白いバンドが途切れて大きな白いブチ模様になっている個体で、『キル』、『ムジ』と第４３回生の中では識別しやすい個体の一匹でしたが、前日のエサのあとフタを閉めるのをうっかり忘れており、翌朝見ると飛び出していました。水槽から４０cmも離れた場所で息絶えており、元気のいい個体だったので必死に飛び跳ねてそこまで移動したのでしょう。『ムニ』に続いて不注意による連続の犠牲者です。最近、たるんでいるでもっと気を引き締めないといけません。

２０２４年４月６日
『ニノ』第１０１回生の卵を産んでいました。

２０２４年３月３０日
第１０回生のだだ１匹の生き残り、『ニノ』と『岡田くん』の長男である唯一無二の『ムニ』が殺害されました。
朝エサをあげようとすると、『ムニ』が水面に上がってきません。エサの時間に出てこないのは明らかに異常事態です。見ると下の方で弱々しくキョドっています。ひょっとしてまた喧嘩が始まったかと思い、しばらくして様子を見に行ってみると、『ムニ』がまたポンプの裏で『プチ』の視線から隠れようとしていて、またイジメが始まったことを確信しました。この前『ムニ』が必要以上に『プチ』に馴れ馴れしくしていたのでちょっと気になっていましたが、ついに『プチ』がブチ切れたようです。息も荒い『ムニ』に近づいて、プレッシャーをかけ、逃げる『ムニ』を必要に追い回す『プチ』。この後は歯医者の予定があったので、帰ってから水槽の掃除のついでに、隔離槽を設置しようと出かけましたが、帰ってくると歯の麻酔のせいか、昼食のせいか、ついウトウトしてしまい、昼過ぎになって隔離しよう水槽を見ると、すでに『ムニ』は水槽の底に横たわっていました。あまりの出来事に気が動転、まさかこんな急展開になるとは思いもしませんでした！　いや、『ラオ』や『フリ』、その他稚魚たちが突然死んだ時のことを考えたら想像はできたはずで、やはり自分の怠慢です。記念すべき稚魚飼育成功の功労者を失ったことは悔やんでも悔やみきれません！！　もっと最優先で処置していれば、というか、もはや成長したカクレクマノミの多頭飼いはペア以外は中止すべきかもしれません。
それにしても万年イジメられっ子の『プチ』がここまでの残忍さを見せるとは。もうちょっと加減しろよな。それができないのも弱いものの特性か。今まで仲間を殺すシーンは見たことがなく、死んでいても誰が犯人かわかりませんでしたが、今回は間違いなく『プチ』が仲間殺しの犯人であることは明白です。『プチ』をコップ水槽に２週間監禁し、３日間エサなしの刑に処すこととします。

２０２４年３月２４日
『ニノ』第１００回生の卵を産んでいました。水槽歴１１年１０ヶ月の最長老が１００回目の記念すべき大偉業を達成いたしました。よく考えると『岡田くん』もそれに付き合ったということで、数万匹の命が生まれたということになります。魚の持つ潜在能力や強靭さには驚かされます。その中で無事回収して育てられたのが１０匹というのが心苦しいところではありますが。・・・お祝いのエサを少し多めにしました。

２０２４年３月２３日

稚魚水槽の『ムニ』と『プチ』は喧嘩の様子もなく一緒に仲良く泳いでいるようです。どちらかといえば『ムニ』が執心しているのか『プチ』がいるところに近づいて行ってベタベタしている感じです。

２０２４年３月２日

『ニノ』が第９９回生の卵をちょうど産みました。
稚魚水槽の『ムニ』と『プチ』の水槽越しの争いも落ち着きを見せています。相手を見ても突っかかることもなく、気遣うように近く様子もあり仲直りのチャンスかもしれません。何より窮屈な中に無理やり押し込んだ隔離水槽もかなり汚れて、維持が難しくなっており、一旦リセットする必要もあるので、『ムニ』を解放して『プチ』と一緒にしてみました。お互い近づいて特に威嚇や体格比べをすることもなく泳ぎだし一安心です。

２０２４年２月２７日
朝、エサの時間なのに、本水槽に魚の姿が見えません。『ニノ』が水槽の奥まったところにいて、『岡田くん』もサンゴ台の真下に目立たないようにじっとしています。『マリリン』はライブロックの中に隠れているのか行方不明です。水量もポンプの状態も問題無いようで、水温を見てみると１８℃になっていました。急いで新しい予備のヒーターに交換し、会社に行きました。
会社から帰って、すでに消灯した水槽の温度は１５℃？、ヒーター交換したばかりなのに、慌てて確認するとサーモスタットの設定温度がずれていることに気がつきました。翌朝、温度は戻っていて、魚達のダメージは無いようです。

２０２４年２月１７日
『ニノ』第９８回生の卵を産んでいました。

２０２４年１月２７日
『ニノ』第９７回生の卵を産んでいました。

２０２４年１２月２３日
弟で体の小さい『プチ』に負け、傷心だった『ムニ』が元気になりました。時々、隔離水槽の前をよぎる『プチ』に激しく突撃し槽壁で激しく水面を叩いたり、痙攣して威嚇をするようになりました。『プチ』の方は、おとなしく、会いたそうに近寄ったりしています。

２０２４年１月１３日
『ニノ』第９６回生の卵を産んでいました。

２０２４年１２月２９日
『ニノ』第９５回生の卵を産んでいました。

２０２４年１２月１１日
『ニノ』第９４回生の卵を産んでいました。

２０２４年１１月２３日

『ニノ』第９３回生の卵を産んでいました。
コップ水槽の『ムニ』を大きな隔離水槽を設置して移すことにしました。隔離水槽はギリギリ稚魚水槽の幅サイズで、全体の１／８ぐらいです。
一旦、干渉するサテライト槽を外したので、サテライト槽への循環ポンプが動かなくなってしまいました。特に異常は無いようですが、２４時間３６５日ずっと動いているので忍耐強いですが、一度おかしくなると安定しないので、予備の循環ポンプに交換します。ちょうど循環ポンプがサテライト槽へ水を供給し、その戻り水が隔離水槽で受けから稚魚本槽に戻るように設置しました。本来なら、元凶の『プチ』を隔離水槽へ移すのですが、捕まえるのに骨が折れるので、『ムニ』を移すことにします。

２０２３年１１月１２日
今まで、いじめられっ子だった『プチ』がすっかりいじめっ子へと変貌しました。優しい顔つきが、最近になって顔立ちがはっきりとして、特に下唇口が目立つようになりました。ポンプ裏に避難している『ムニ』のところにやってきては、激しく追い回します。水槽の中を逃げ回る『ムニ』。慌てて水槽にぶつかり、ゴッという音を立てますがおかまいなしです。『プチ』より一回り大きいのに、散々小突かれてまたポンプ裏に逃げ込む『ムニ』。それを『プチ』は１０分おきぐらい飽きもせずに繰り返していました。ポンプ裏もオレの縄張りといわんばかりの『プチ』に、『ムニ』はもはや抗議することもなく、ただひたすら『プチ』から距離をおこうとポンプ裏で縦になったり、水面スレスレに移動するも、大きい体は隠しようもなく、『プチ』のストレスのはけ口にされています。散々いじめてきた『ムニ』の自業自得ではありますが、さすがに度がすぎるので、『ムニ』をコップ水槽に隔離することにしました。『ムニ』には狭いながらも攻撃されない分、ポンプ裏よりもマシなようです。

２０２３年１１月１１日
『ニノ』は気温の低下とともに産卵がストップしました。昨年は真冬でも産んでいたのですが、加齢とともに体力が低下してきたのでしょうか。エサの食いつきも今ひとつです。
赤ちゃん水槽の『ムニ』『プチ』は、『プチ』がエサの時間に『ムニ』を激しく駆逐して、今では『ムニ』は水中ポンプの裏側しか居場所がないようです。『プチ』は今までのウサを晴らすように水槽の真ん中を堂々と思う存分偵察して、『ムニ』を寄せ付けません。

２０２３年１０月２５日

赤ちゃん水槽の『ムニ』と『プチ』の力関係が逆転しました。『ラオ』『フリ』がいなくなり、No.3だったというかいじめられっ子だった『ムニ』がトップに躍り出ると、どんどんといじめっ子気質が強くなり『プチ』に対して暴虐三昧。自分のストレスのはけ口として、いじめ倒していました。同じいじめられっ子同士平和に過ごしていたはずが、体を痙攣させて必死に抗議する『プチ』に余裕をかます『ムニ』。度が過ぎるので隔離すべきかと思うこともしばしばで、初代とあってこれまで目をつむっていましたが、ここにきて、少し様子が違うことに気がつきました。体の小さく歴代のいじめっ子から常にいじめられても決して反撃することのなかった『プチ』が、『ムニ』と激しくやりあっています。それも、決して引こうとせず、何度も立ち向かって、明らかに手を焼いている『ムニ』。ついには『プチ』から『ムニ』に喧嘩を仕掛けていました。タジタジの『ムニ』は隅っこに追いやられ、そこから出ようとすると『プチ』が飛んできて威嚇をしその場に押しとどめようとします。一回り小さい『プチ』ですが身体能力で『ムニ』に勝るようです。『ムニ』はこれまでの大きなツケを払うことになりそうです。

２０２３年１０月９日

いじめ、粛清が落ち付かない稚魚サテライト水槽にもう１枚仕切り板を追加しました。『キル』『ビル』の完全分断と３匹部屋となった『ムジ』のいじめ対策です。『ムジ』は隔離保護した１匹をやたら攻撃しようと、常に仕切りの外にいて、いじめ個体を追尾していますが、他の２匹からは逆に疎まれているようで、別の２匹に遭遇すると小突かれて、終始岩陰に身を潜めています。蛸壺の下の岩陰が長年の『ムジ』の定位置といってもいいでしょう。そこで『キル』『ビル』の間の仕切りを穴なしに変更し、穴あり仕切り板を３匹部屋の中央に設置しました。これで不用意に２匹に遭遇することは防げることでしょう。多分。

２０２３年１０月６日
朝、エサをやろうと稚魚水槽の蓋を開けると２匹いるはずの区画に１匹しかいません。また仕切りをすり抜け出たのかと思いましたが、他の場所は数が合っています。いなくなったのはNo.3、つまり３番目に体の大きい個体なので見失うはずはないのですが、目を凝らしてよく見ると、水槽の下に横たわっていました。しかも上にブロックがのっていて、恨めしそうに目をむいています。何食わぬ顔で隣の区画に移ってエサを待っていますが、ボスの『キル』の犯行に違いありません。『キル』『ビル』を完全隔離したはいいものの、残った個体で諍いが絶えないため、弱い個体たちを完全隔離したので、穴あき仕切り板をボスの仕切りに使うしかありませんでした。『キル』、『ビル』の間に穴あき仕切り板を入れると、そのうち殺し合う可能性があるので、『キル』、ボスと頭角を出し始めたNo.3、打たれ強い『ムジ』の区画を作りました。まさか『キル』『ビル』のいない区画では怖いもの知らずで優勢を誇っていたNo.3が目を離した１日でやられるとは思ってもみませんでした。やはり『キル』『ビル』は一番厄介だとわかりました。遺体を回収し、急いで『キル』と『ビル』個室に戻しました。しかし、間は穴あきの仕切り板なので、仲がいいとはいえ、いつ『キル』と『ビル』で殺し合いが始まるかしれません。これで第４３回生は８匹になってしまいました。ちなみに『キル』はエサ抜きです。

２０２３年１０月３日
『ニノ』第９２回生の卵を産んでいました。

２０２３年９月１７日
『ニノ』第９１回生の卵を産みました。

２０２３年９月６日

『ニノ』第９０回生の卵を産みました。
第４３回生のサテライト水槽で、水面で体を横に向けて硬直させている個体を発見。また、ボスのいない部屋でいじめが発生している様子。一番小さい個体で追い回され、逃げた先でも小突かれ、隅っこの水面にしか身の置き所がないようです。この個体は比較的、『キル』『ビル』に受けがよくいじめられることがなかったはずですが、『キル』『ビル』から隔離され、個体が減ってきてパワーバランスが崩れてしまったのでしょう。もう失うわけにはいかないので、１匹だけになった本水槽のサテライト槽に移すことにしました。そちらで喧嘩しないか心配でしたが、すんなり受け入れられ、楽しそうに土管に入って遊んでいます。

２０２３年８月２９日
本水槽のサテライト槽に移した２匹のうちの１匹『スリ』が病気で死亡しました。クマノミがよくかかる「カリフラワー病」（リムフォシスティス）だったようです。対処が遅れ助けられませんでした。１週間前、口にずっとエサをくわえたままでいるので、よく見たらエサではなく、口元のデキモノだとわかりました。元気に泳いでいるので、そのうち取れるかと思って見ていましたが、どうもエサを食べていないことがわかり、調べてみるとクマノミがよくかかる病気と判明。治療方法としては比較的簡単な淡水浴が有効とのことで、pH調整剤など準備を進めている最中でした。朝、それまでとはうってかわって同じところで立ち泳ぎしながらも、尻尾が底に沈んでいくのを見て、今宵強行しようと帰宅すると、すでに事切れていました。クマノミはかなり丈夫で、よほどのことがない限り病気にならないと思っていました。一緒にいた『ソウ』は問題ないようです。「カリフラワー病」はどこにでもいるウィルスによるものらしく、発症原因は過度のストレスのようです。いじめっ子から隔離しストレスから解放したと思っていましたが、新しいサテライト槽の生活の方が更なるストレスになってしまったようです。今思えば、本水槽の水合わせでも相当にビビっていて、サテライト槽に移した後も、かなりパニクって落ち着きがありませんでした。第４３回生はついに１０匹を割ってしまい、９匹となっていまいました。

２０２３年８月２６日

ベニワモンヤドカリ『服部さん』が気づかないうちに死んでいました。
『服部さん』といえば、何日も姿を隠したり、脱皮した分身を囮にしたり、ヒトデに食べられたフリをしたりと、なんども今度こそついに死んだ！と思わせては生き返り、まるで忍者のように人をたぶらかしてきたヤドカリですが、その『服部さん』が事故死であっけなく逝ってしまいました。全くもって、そんな事故アリ？と唖然とするしかありません。事の次第は、その週末いつものように水槽を掃除し、その時は元気な姿を見ていました。最近は増えるワカメを毎週摂取して安定した元気さで安心して見ていられました。それから平日の出勤前の餌やり確認でフッと姿が見えなくなりましたが、３〜４日ぐらいはいつもの事なので、またどっか岩陰で脱皮の準備をしているんだろうぐらいで特に気にしませんでした。そして今週いつもの水換えをしようと準備していた時、ろ過循環の回転式ディフレクターが回っていないことに気がつきました。藻が詰まったのかと上にあるLEDライトを持ち上げてみると、そこに見慣れないまっ白の貝殻が。どうやらこいつのせいでディフレクターが引っかかり回らなかったようです。なぜディフレクターの上に貝殻が置いてあるのだろう、そしてこの貝殻は誰がどうやって置いたものなのか、幽霊？泥棒？しばらく意味がわかりませんでしたが、それが白色化した『服部さん』の貝殻とわかった時、慌てて水槽に戻しました。
回転式ディフレクターは筒状で、その中に水を流すと、その水流を利用して自然に回転します。筒を出る口が少し傾いているので、回転しながら、いろいろな方向に水を流し水槽内に適度な乱流を作ります。このディフレクターを循環ろ過配管出口の水面につけていているので、ディフレクターの半分は水に浸かり、半分は空気中に出ています。それが２０秒程で１回転する構造です。ディフレクターの真上にはLEDライトをフタのように載せていて、ディフレクターとの間には１cm程度の隙間しかありません。状況から推理するとこうです。調子の良い『服部さん』はライブロックをつたって上へと登り水面近くまでくると、２〜３cm離れたところにくるくる回っている美味しそうな藻の塊を見つけます。体を伸ばしてその回転式ティフレクターに取り付くと、回転に従って体が水面から出てしまい、驚いた『服部さん』はとっさに貝殻の中に隠れますが、貝殻はディフレクターとLEDの間に挟まり動かなくなってしまいます。やがてLEDライトの熱で徐々に加熱され貝殻は白く変色し、貝殻の中に閉じこもった『服部さん』は水がないまま体を出すこともできず蒸し焼きにされてしまったのでしょう。わずかな望みをかけて水槽に戻したものの、その後、貝殻が動く気配はなく、鮮やかな紅色の姿を目にすることは二度とありませんでした。

２０２３年８月２５日
『ニノ』が第８９回生の卵を産みました。

２０２３年８月２３日
本水槽のサテライトに避難したいじめられっ子２匹のうちの１匹のアゴにヒゲのような茶色の塊があることに気づきました。稚魚水槽のサテライトで追い回されて、仕切り番の底のわずかな隙間を通り抜ける技を覚えた個体『スリ』です。最初はエサを咥えて泳ぎ回っていると思っていましたが、エサが飲み込めないほど小さい体でもないし、よく見ると、エサではなく大きなデキモノのようです。クマノミは病気に強い種なので意外でしたが、ひょっとしたらストレスからくる病気なのでしょうか。やっと、いじめから解放され自由な生活が始まったばかりなので、早くよくなって欲しいです。

２０２３年８月１６日
『ニノ』が第８８回生の卵を産みました。

２０２３年８月１３日

サテライト水槽のいじめ問題を収めるために、ついに『ニノ』達のいる本水槽にも小型サテライト水槽を設置することにしました。ここにハブられている土下座すり抜け個体『スリ』と脱走個体『ソウ』を移すことにします。サテライトの設置完了して、２匹を回収すると２匹ともかなり激しく抵抗、ビビりまくりで、水合わせ中も暴れまわり、サテライト水槽に移しても勝手が違うのか水槽をせわしなく上下していました。
その後、コップ水槽で隔離した個体を元に戻しました。

２０２３年８月１１日
赤ちゃん水槽はずっと床の上にあって、稚魚のサテライト水槽が前を覆っているので、いつも上からしか『ムニ』や『プチ』を眺めることができませんでしたが、よく見ると『ムニ』の右目がおかしいことに気がつきました。上からなのでよくわかりませんが、なんとなく目の色が違うようです。目が潰れているのか、目の膜が濁っているのか、脂肪がついているのかよくわかりません。特に元気にエサを食べているし、しょっちゅう『プチ』にちょっかいかけて、特に見えていない感じはないので様子見ですが、栄養バランスが悪いのかもと、それ以降、ビタミンとして、キョーリンひかりプレミアム「海藻７０」 Sを与えることにしました。『ニノ』や『岡田くん』は普通に食べますが、『ムニ』は「海藻７０」がお気に召さないようです。口に加えてはしばらくウロウロして、吐き出したり、無視したりしています。

２０２３年８月１０日

　
ボス『キル』『ビル』を完全隔離し、平和が訪れたかに思われたサテライト水槽ですが、やはりそれほど甘くもなく、残った小さい個体同士で不毛な小競り合いが始まりました。通り抜け仕切り板も、追われる側も追う側もお互い通れるので意味がないようです。派手に追い回されて、通り抜け仕切り板の先の退避区画に追い詰められて行き場をなくし、水面近くで横になっていて、半分尻尾がサテライト水槽のオーバーフローからはみ出してしまう個体もいるほどです。ある日、その個体が消えてしまいました。蛸壺や石の間を丹念に探しましたが、どこにもいません。水槽の外に落ちてもいないようで、一夜にして神隠しにあってしまいました。
翌日、また、いじめられ個体を発見しました。一度目をつけられると、徹底してマークされるようです。小さな個体が必ず標的になるわけではないようで、３番目ぐらいに大きな個体が隅っこまで追いやられ、ついには底に寝そべってまで敵の意識から外れようと必死です。敵にビビって、寝そべったまま壁まで後退し、壁に当たって90°体を曲げていて、まるで土下座しているかのよう。そのうちその個体は寝そべって仕切り板の底のわずかな隙間を通り抜けられるようになりました。ストレスで体が激ヤセしたのでしょう。体が薄くなりましたが、いじめっ子の追跡を振り切る技を覚えたようです。いじめていた個体を即捉えて、コップ水槽に監禁し、『ムニ』のいる赤ちゃん水槽へ。よそ者に厳しい『ムニ』は早速、コップへ向かって攻撃開始。すると『ムニ』のいる水槽のポンプの裏に隠れていた稚魚が１匹、ふらふらとコップ水槽へ近づこうとしているのを発見しました。昨日から神隠しにあっていた個体です。どうやったのか、サテライト水槽のオーバーフローの格子を飛び越えて、下の『ムニ』のいる赤ちゃん水槽に逃げ込んでいたようです。逃げた先には恐ろしい先輩がいて狭いポンプの裏に隠れていたのでしょう。それが自分と同じサイズの仲間を見つけて近寄ってきたようです。よほど１匹で心細かったと見えます。すると、それに気づいた『プチ』が追いかけ、またポンプ裏に隠れます。普段おとなしい『プチ』も下の者には厳しいようです。どうやってこの個体を回収すればいいか悩んでいたところ、『プチ』の目を盗んでその個体がコップの周りをウロウロ。意外にも『ムニ』はその個体には攻撃することはありませんでした。『プチ』は攻撃したげですが『ムニ』に遠慮して手を出せない様子。コップ水槽のいじめっ子個体に気が取られている間に無事回収し、サテライト水槽に戻すと、また直ぐさま別の個体に追い回され退避区画に避難していました。

２０２３年７月２９日

第４３回生も皆、体が大きくなり、ついに、稚魚水槽も制御ができなくなってきました。『キル』『ビル』に水槽内の雰囲気は最悪です。蛸壺を根城にしている『キル』？『ビル』？は近くを通る小さい個体を気ままにいじめるので、皆、皆神経質になり、そのストレスのはけ口が、より弱い個体へのいじめを誘発して、全体がピリピリしています。もはや限界、といってもこれ以上、水槽を増やすのは無理なので、もはや犠牲覚悟で、『ムニ』『プチ』のいる赤ちゃん水槽に『キル』『ビル』あたりを放出するしかありません。しかし、暴君同士合わせると『ラオ』や『フリ』の二の舞になりかねません。考えあぐねてようやく達した結論は、もう１枚仕切り板を用意して『キル』用の小部屋、『ビル』用の小部屋を作りました。狭い空間ですが、よく考えたらコップ水槽でも特にダメージなくむしろ自分だけの空間にリラックスできていたので、これで他の小さい個体も脅威が減ってストレスも減るはず。ボス用仕切りによって完全隔離した保護個体の仕切りもなくなり、新しいサテライト水槽になりました。

２０２３年７月２６日

メインの左スペース、避難場所の右スペース、いじめられっ子の完全隔離スペースの３つが定着化しつつあります。そこでいろいろなバリエーションを考えて仕切りレイアウトをいろいろいじっています。仕切り板も工夫次第でいろいろな使い方ができそうです。これで少しでも快適な空間ができるといいのですが。

２０２３年７月２２日

だいぶ早いですが、隔離したコップ水槽の最後のボスの１個体を、サテライト水槽に戻しました。前と違ってコップ水槽は新しく穴をたくさん開けていたので快適だったようで体調は元気、『ムニ』の執拗な恫喝にも動じることがなく、あまりお灸になっていないようでした。『キル』と『ビル』を同じ水槽にすると早速、体格比べをはじめました。取っ組み合いは回避され、そのうち落ち着いたようです。さらに、今まで通り抜け仕切り板の左がほとんど居住スペースになっていないことから、水槽のレイアウトを変更し、逆に左スペースを広げ、右スペースをギリギリまで狭めました。いじめられた保護個体１匹の完全隔離区画と同じ狭さのスペースで通り抜け仕切り区画を並べます。翌日見るとエサをもらいに右の狭い仕切りスペースに全個体が集まっていました。今まで、左スペースに魚がいない分、右スペースにしかエサを蒔かなかった事が習慣になっているようです。

２０２３年７月１９日
『キル』『ビル』にお灸をすえるために隔離したコップ水槽が邪魔で『ムニ』『プチ』にエサがやりづらいので、１匹をサテライト水槽に戻すことにしました。２匹はお互い同盟を組んでいるようなので、先に１匹を稚魚水槽に戻して、ボスとして縄張りを作らせておいて、バランスを崩すのも目的です。

２０２３年７月１７日

最近の稚魚の突然死の原因がようやくわかりました。水質ではなく、やっぱり他殺でした。偶然、２匹のボス『キル』『ビル』にしつこく追い回されている個体を発見しました。『キル』にちょっかいを出され、逃げた先の『ビル』に追い回され、最後は２匹に執拗に追い回され、行き場をなくし水面スレスレに力なく浮かんでいる個体。なんとか２匹に目立たないように体を横にして、ジッとしていますが、呼吸が荒くいかにも危なげな様子です。即座に『キル』『ビル』２匹をそれぞれコップ水槽に入れて『ムニ』水槽へ隔離。サテライト水槽の間取りも見直しました。

２０２３年７月１５日
『ニノ』、第８４回生の卵を産みました。
先週、水換え後の水質の悪化を見て、急遽、稚魚水槽の左槽の循環水の入り口の下にバクテリア付きのろ過石を入れました。全体にいろいろとレイアウトしているのでそこしか置き場がなかったのもありますが、ろ過石の下に小さなトンネルができて、そこに稚魚が１匹、隠れ家に使うようになりました。左槽は２匹のボスがほぼ牛耳っていて、他の稚魚が入っているのを見つけると追い出しにかかります。といってもボス本人も右槽に移ることが多く、左槽は不人気なエリアとなっていました。そこに目をつけた稚魚が１匹、トンネルに身を隠してボスをやり過ごし、誰もいなくなると左槽を独り占めしています。

２０２３年７月９日

朝、エサをやろうとしたら稚魚が１匹足りません。探すと稚魚の１匹が、水槽の底でジッとしています。仲間からちょっかいを受け、逃げ出しますがすぐに元の位置に戻ってきて、時々意識が飛ぶように体が動かなくなって、慌ててヒレをバタつかせいます。具合が悪そうに見えるので、最近、連続している突然死の予兆かもしれません。水質検査紙でチェックしてみると、硝酸塩が赤く変化しました。昨日、水換えしたばかりなので水質異常です。あんなにびっしりいたクラゲのポリプがなくなったのは稚魚が食べてしまったかと思っていましたが、これが原因なのかもしれません。直ぐに水換えといきたいところですが、水換えを多くやりすぎると突然死が増えるのが今までの兆候なので、やるべきかどうか。そう考えると、ろ過のバランスが悪くなっているような気がします。レイアウト代わりに入れているバクテリアのろ過石は水槽に入れてから２年以上は経っていますが、説明書には効果は１年となっているので、生物ろ過力が落ちているのかもしれません。メインの外掛け式ろ過機もチェックして戻してみると動かなくなってしまいました。直ぐに仕切りを入れて弱っている稚魚を隔離し、ろ過装置を買いにホームセンターに走りました。一回り大きなろ過器機に、新しいろ過石を１つ、稚魚水槽に１つ追加します。さらに本水槽の水を１リットルほど交換して様子をみることにしました。ダメージ稚魚は底にとどまってはいましたが、エサには反応し食欲はあるようです。仕切り越しに心配して寄り添っている１匹を入れてあげると、少し安心した様子。翌朝、エサに猛追するほど元気な姿を見て、仕切りを外しました。

２０２３年７月８日
『ニノ』、第８５回生の卵を産む。

２０２３年７月７日

朝、コブヒトデ『コブリン』が体をイビツにそらした状態で底に転がっていて、そこにベニワモンヤドカリ『服部さん』がたかってヒトデの触手をついばんでいるように見えます。ついに『コブリン』も水槽環境に耐えられなかったようです。ここのところ強烈な暑さだったので仕方ないかもしれません。ただ昨日はふんぱつしてエアコンを１日中かけて快適だったはずなのがちょっと引っかかります。このまま遺体を『服部さん』が処理してくれればいいですが、さすがに食べきれるはずもなし、今のうちにコップに回収しておいて、会社から帰ったら取り出して埋葬にいこうか。それまでに死臭が部屋にこもるのはイヤだなと重い気分で水槽をみると、あれ？さっきまで砂底で反り返っていた『コブリン』が岩に普通に張り付いています。『服部さん』も何もなかったかのように、すでにその場を立ち去っていました。てっきり触手が食べられていると思っていましたが、『服部さん』が『コブリン』をケアしていたようです。また騙されました。コブヒトデは体に気になることがあると、底に降りてきてヤドカリにメンテしてもらっているのかもしれません。『服部さん』の死亡フラグにはよくダマされていましたが、ますます磨きがかかっているようです。

２０２３年７月３日
また、稚魚１匹の死亡事件が発生しました。これでついに１０匹まで減ってしまいました。水槽を掃除した前日は、みんな仲良くやっていたはずです。ちょっとした衝突があっても、一方的にいじめられることはなく、小さい個体も抵抗していたし、大きい個体が逆に体を痙攣させて抗議する姿もありました。どっちかといえば突然死です。そういえば、なんだか決まって月曜日に起こっています。ひょっとしたら、大量の糞の掃除にたくさん水換えをしているので、急な水質変化に体調を崩しているのかもしれません。クマノミは水の汚れに強いと経験値的に勝手に思っていましたが、成長過程では敏感なのかもしれません。

２０２３年６月２５日
『ニノ』、第８４回生の卵を産みました。

２０２３年６月１９日
朝、稚魚達４３回生にエサをやろうとしたら、なんとなく数が少ないようです。１日のもっとも気合の入るエサの時間に姿が見えないというのは致命的な事態、底をよく見ると小さいのが１匹横たわって死んでいました。前々日は水槽の掃除をして無事は確認済みで、前日も特にエサ食いに異常はなかったはずですが、そういえば噛みつきを目撃していたので、やはりいじめが原因でしょうか、と思っていたら、もう１匹左の分割槽の底で、こちらはソコソコ体の大きいのが死んでいました。久しぶりの死亡案件ですが、一度に２匹もやられるのはヤバイ状況です。かなり悪い問題が発生しているようです。全体に魚の分布が右槽に集中しており、左槽は大きい２匹専用になっている様で、たまに左槽に入ってきた他の連中を攻撃しているようなので、水槽の分割を左３０％、右７０％に仕切り位置を変更しました。そして隔離用に穴あきコップを準備することにします。

２０２３年６月１７日

水槽の水換え、掃除を実施、それまで稚魚水槽は小窓を開けた分割水槽で皆仲良くなっていたのですが、久しぶりに、大きいのが小さいのに噛みついて振り回している姿を見ました。小さい方は群れの中に紛れてしまい特にダメージはなさそうでした。エサでかなり興奮していたとはいえ、やはり体が皆大きくなって水槽が手狭になり、ストレスをまた感じているのかもしれません。小窓分割作戦もそろそろ行き詰まりか。
『ニノ』達本水槽では、ロイヤルグラマ『マリリン』が底砂を口で含んで、周辺に撒き散らしています。おかげでライブロックは砂で白く雪をかぶったようになりました。穴を掘るのが目的なのか、砂を撒き散らすのが目的なのか、サンゴがいないので特に問題ないですが、謎行動です。

２０２３年６月１５日
『ニノ』、第８３回生の卵を産む。

２０２３年６月８日

朝、いつもガラス壁にくっついているコブヒトデが底にイビツな感じで転がっていて、よく見るとベニワモンヤドカリに覆いかぶさっています？　いや、ベニワモンヤドカリに襲われて、お腹側を食べられている？　どっちも動きがスローなので、ヤドカリが貝殻に身を潜めて必死に抵抗しているようにも見えますし、ヒトデが死後硬直しているようにも見えます。どちらかといえば、体がイビツに曲がっているので後者でしょうか。記念すべき奈良１号が１ヶ月もしないうちにやられてしまいました。出勤時間で回収する時間もなく、重たい気分で１日過ごし夜、仕事から帰ってきて、意を決して遺体回収しにいくと、コブヒトデは普通にガラスにへばりついていました。特に体が傷ついている様子もありません。ベニワモンヤドカリも残骸らしきものはなく、結局、ニアミスしてジャレていただけのようでした。ものすごいストレスから解放され、安堵というよりもモヤモヤが治りませんでした。

２０２３年６月３日
『ニノ』、第８２回生の卵を産む。

２０２３年５月２０日
『ニノ』、第８１回生の卵を産む。お腹パンパンで、掃除中、スポンジのガラス拭きも意に介さず産卵しています。
コブヒトデはその後、しばらくエサ場に居着いたのちに、また上部水槽の真下、水面ギリギリのところに落ち着いています。どうもあれからずっと水面付近に居着いている様子。水槽の中は居心地が悪いのでしょうか。暑くて水流の強いところで涼んでいるのか。今週すでに夏日で部屋が３０度近くなり魚たちが心配です。かといって窓を明けると虫の侵入がより怖いし。槽底でわずかな残飯漁りもせずに水面でジッとしているコブヒトデにワカメを与えてみることにしました。水で戻したワカメを足の隙間にピンセットで差し込んでみましたが、逆に嫌がって移動。ワカメはお気に召さないようです。『服部さん』は夢中で完食していました。

２０２３年５月１６日

『ニノ』がロイヤルグラマ『マリリン』に攻撃を加えるようになりました。それまではすれ違っても並走しても全く気にしておらず、たまに食欲に勝る『ニノ』にエサを横取りされて『マリリン』が威嚇したりしていましたが、今回は『マリリン』を視界に捉えるとまっすぐ攻撃してきます。『マリリン』が何か『ニノ』の逆鱗に触れてしまったようです。今までは、岩の後ろに一緒にいる事が多かったのですが、今は岩の中に隠れて、『ニノ』に見つからないように身を潜めるようになっています。ひょっとしたら『マリリン』が岩の後ろの卵を狙ったのかもしれません。

２０２３年５月１５日
コブヒトデを導入し、一晩明けると、フィルタースポンジから、対面のエサ場まで移動していました。見かけに関係なく海の生き物は活発です。ヒトデは足裏の中央にある溝からカタツムリの角のような小さな触手を動かして器用に動きます。エサ場のコップを切り抜いた筒に、器用に片足で捕まって水面に逆さまになるように反り返っています。初日なので、まさかエサ場と知って入り込んでいる訳はないですが、エサをねだっているようです。そういえばヒトデの食事の量はどれぐらいでしょうか。残飯といってもウチの魚たちは食べ残しも少ないし、砂底の掃除で汚れも少ないので飢えたりしないだろうかと、ヒトデの上に魚のエサをまいてみました。多くは『ニノ』に横取りされていましたが、数粒は触手でキャッチした様子。そこから中央の口に運ぶのでしょうが、出勤前のんびり眺めている時間はありませんでした。

２０２３年５月１４日

奈良に来て初めて新しい仲間を導入しました。１km圏内にほぼなんでもある奈良ですが、県内の海水魚ショップだけは層が薄いです。近くのホームセンターのペットコーナーに淡水魚に紛れて１０槽ほど置いてあるのが最大で、あとは駅前のショッピングモールのペットショップに３槽ほど、クマノミ、コバルト、ニセスズメといった無難な種類ばかり。どちらかといえば客引きのために飾っているといった感じです。今のところ面白い魚がいない中、大阪にあるという関西最大の有名ショップにいく機会を伺って早一年。別の目的で、ふと思いついて駅前のペットショップに立ち寄ったところ、ちょうどいいサイズのコブヒトデを発見しました。ヒトデは以前、秋田で面白半分にショップ水槽のガラスにくっついている１cmぐらいのミニヒトデをもらって入れてみたら、破片ヒトデが大繁殖してウンザリしたっきり、その後は、綺麗なアオヒトデに気持ちが動くも、貝やイソギンチャク、ソフトコーラルの相性を恐れて距離を置いていました。心の躍らないショップ水槽でも、カクレクマノミ一辺倒の自分の水槽に飼える生体がいることに嬉しくなって、そのまま買って帰りました。コブヒトデはもともと美麗Ｎｏ．１といわれるフリソデエビのエサ用として売られるものでしたが、ここに来て色バリエーションが豊富で丈夫な掃除屋として人気が出ているようです。一応、念入りに水合わせをして槽底に投入。すぐに動き出しガラスにへばりつくと、どんどん昇って上部ろ過器のフィルタースポンジにくっついていまいました。

２０２３年５月８日
『ニノ』、第８０回生の卵を産みました。『ニノ』の食欲衰えず。

２０２３年５月３日
稚魚水槽は１３匹の稚魚が暮らすとあって毎朝１回３種類のエサをあげていますが、毎週大量の糞が水槽に溜まっていて、それを欠かさず掃除しています。最初はエサがもらえると水面に集まってきますが、糞を吸い出すスポイトやレイアウトを取り外すピンセットに大騒ぎ。そのうち気がつくと皆、仕切り板の窓を通って隣の水槽に避難しています。今では、すっかり仕切り板の窓を自由に通過して皆使いこなすようになりました。そんなこともあって皆のびのびとしているようです。小さな個体もちょっといじめられても食い下がって抵抗するようになりました。この仕切りのクリ抜き窓対策はストレス軽減に有効のようです。

２０２３年４月２２日
『ニノ』、第７９回生の卵を産んでいました。

２０２３年４月１６日
昔、『マメスナ詰め合わせ』として長年、本水槽を賑わしてくれていたソフトコーラルの苗床で、今はシオグサの群生地だった石ですが、その巨大なアフロ状態のシオグサがついに剥がれ落ちました。もともとシオグサに根はなくてソフトコーラルや石の隙間に引っかかってどんどん増殖したものですが、密集しすぎて根元に光が当たらなくなり寿命を迎え根元から取れてしまったようです。握りこぶしほどのシオグサの塊を軽く持ち上げるとビリビリと破れて石から剥がれてしまいしました。石の表面は昔あったソフトコーラルの共肉やポリプなどの残骸が一切なくなり骸骨のような石の塊だけになっていました。

２０２３年４月８日
『ニノ』、第７８回生の卵を産んでいました。

２０２３年３月１８日

『ニノ』が、第７７回生の卵を産みました。水槽を掃除している最中にもかかわらず、気にせず産卵をしています。ロイヤルグラマ『マリリン』もその横を泳いでいますが、追い払われる事もありません。普通ならクマノミは縄張り意識が強く近く魚を追い払うはずですが、狭い水槽で、ずっと一緒に暮らして信頼しているのでしょうか。

２０２３年３月１７日

稚魚水槽の仕切り板に通り抜けの窓をつけたところ、毎日左右の水槽のメンバーが細かく変化するようになりました。今朝は左水槽に三匹、右水槽に十匹と偏っています。そのうちの左水槽はボスクラス二匹が一緒で、なんだか前と同じような状態ですが、なんとなく皆のストレスは緩和されたようで、一方的な噛みつき喧嘩はなくなったように思います。中には全く隣の水槽へ行きたがらない個体もいますが、より自由な環境になったように思います。

２０２３年３月１１日

十三匹の稚魚水槽。サテライトのLサイズを中央で仕切り、左側水槽に六匹、右側水槽に七匹を入れていますが、全体の個体のサイズが大きくなってきて、さすがに手狭感が出ています。同じレイアウト、同じ顔ぶれ、いつもボスクラスが我が物顔で徘徊し、かなりストレスの様子。そこで、新しくサテライトの仕切り板を購入し、そこにカッターで小さい窓をクリ抜きました。これで、ストレスを感じた小さな個体は隣の水槽へ逃げ込む事ができます。まあ、どちらの水槽にもボスクラスはいるのであまり効果はないかもしれません。早速クリ抜き窓の仕切り板を入れてみると、急に汚れのない透明の仕切りが現れたせいで、しばらく双方でニラみあい威嚇しあっていましたが、すぐに窓を見つけて自由に仕切り板を通り抜け始めました。小さい個体限定のつもりが、ボスクラスも通り抜けて、以前のようにボス同士仲良く泳ぐようになりました。

２０２３年３月４日
２分割している稚魚水槽の左側水槽で、ついにミニクラゲが発生しました。朝、稚魚にエサをあげていると槽の隅っこで触手のない小さなクラゲの傘がピョコピョコ漂っているのを見つけました。慌てて掬うものを探しましたが、その瞬間で飢えて水面を暴れまわる稚魚達に撹乱されてすぐに見えなくなってしまいました。ドサクサに食べられてしまったかもしれません。クラゲのポリプは飾りブロックにたくさん生えているのでまた会えることができるでしょうか。

２０２３年３月３日
『ニノ』が、第７６回生の卵を産んでいました。

２０２３年２月１６日
『ニノ』が、第７５回生の卵を産んでいました。

２０２３年２月７日
コップ水槽に隔離していた第４３回生最強個体ですが、底でジッとして動きません。コップ水槽は小さな穴を開けて『ムニ』達の水槽に浮かべ通水していますが、成長して大きい体にコップ水槽は少々狭すぎたか、また、通水が少なすぎて大きな体では酸素不足かもしれません。『ムニ』からはライバル視されたようで、時々コップ越しに激しく攻撃されていたので、すっかりビビってしまったかもしれません。最小個体や『ムジ』の時は穏やかに見守っていたのとは大きな違いです。懲らしめはこれぐらいにして稚魚水槽の右側に戻してやることにしました。

２０２３年２月５日

ベニワモンヤドカリこと『服部さん』の宿替えがうまくいきません。これまで多くの金額をつぎ込んで各方面から貝殻を集めましたがことごとく失敗。最後はヤドカリ専門店でオーダーし貝殻のチョイスをお願いしましたが、思ったほどの貝殻は集まらず、一瞬、宿替えしてくれましたが、すぐに元の貝殻に戻ってしまいました。

２０２３年２月４日

朝、稚魚水槽の右の仕切り水槽で一匹死亡していました。白いバンドが途切れてダマ模様になっている個体『ダマ』です。これでどこかのタイトル通り十三匹になってしましました。死因は不明です。体もそこそこ大きく、昨日まで普通にみんなとエサを食べていたと思っていたのですが。やはり、左水槽から右水槽へ暴れん坊のボスクラスを一匹入れたのが原因でしょうか。よく見ると、一番小さい個体が水槽の隅で同じところを上下に泳いでいます。他の魚から、なるべく目立たないようにしているようです。これもいじめでエサが食べられずストレス死する可能性が高いので、早めにコップ水槽に隔離し個別にエサを与えました。また、片側に白いバンドが全くない個体命名『ムジ』が水面で横になっています。一所懸命に潜ろうともがきますが、エサでパンパンになったお腹が浮力になっているらしく水面に浮かんでしまうようです。疲れて横になったところを他の魚から小突かれていて、これもコップ水槽に隔離しました。
昼、コップ水槽に隔離した最小個体と『ムジ』が落ちついていたので、稚魚水槽に戻すことにしました。その代わり、ストレスの元凶である左水槽の最強個体をコップ水槽に軟禁。水槽の仕切りを左右均等にして魚も均等に６匹ずつ分けました。その際にNo.2個体を右水槽から左水槽へ戻し。最小個体と『ムジ』は右水槽へ放しました。

２０２３年１月２９日

稚魚水槽のボスクラスの二匹の争いを収めるべく、攻撃されている個体を右の槽へ移しました。

２０２３年１月２８日
『ニノ』、第７４回生の卵を産んでいました。
稚魚水槽の隔離したガタイの大きい二匹ですが、しばらく仲良く暮らしていましたが、ここに来て一方が一方を執拗に攻撃し始めました。やられている方は訳がわからずといった感じで、水面近くへ逃げるばかり、それでも攻撃されて水面を派手に叩いて逃げ回っています。狭い空間でストレスが溜まったのでしょうか。ついに第４３回生最強個体が決定した模様です。ただしNo.2との見分けがつかないので命名はなしです。

２０２３年１月１５日
『ニノ』、第７３回生の卵を産んでいました。

２０２３年１月３日
帰省から戻り。水槽を確認したところ被害は出ていないようです。液面も元の位置をキープしていました。

２０２２年１２月２８日
正月連休を帰省し部屋を空けるため留守の間の対策を行いました。まずは１日５００mLは蒸発する液面の対策で、蒸発を見越して多めに真水を足して水面を上げておきます。その際に一度に塩分濃度が下がらないよう徐々に水足して魚を慣らせました。次に自動エサやり機を本水槽、『ムニ』水槽、稚魚水槽用に３箇所設置しました。餌の種類、投入量、時間、回数を調整します。相変わらず自動エサやり機は餌量の制御が悪いので、セロテープで投入出口の大きさを調整します。適量が出るように何度もトライアンドエラーでかなりの時間を無駄にしました。食べ盛りの稚魚には特に気を使います。ここで自動エサやり機のスペースの関係で、先に大型個体と中型個体以下に分離した仕切りは取り外しました。また年明けに元に戻すこととします。

２０２２年１２月２６日

『ニノ』が第７２回生の卵を産みました。多分、年末休み中に孵化することでしょう。

２０２２年１２月２４日

ベニワモンヤドカリの好物は増えるカットワカメに決定しました。もうどんな場所にいても１時間ほどでワカメに食らいついています。それにしてもシオグサはともかく、ライブロックに生えているトロロ系の藻をほとんど食べてくれません。やはりこのライブロックの藻は毒の成分が混じっているのかもしれません。

２０２２年１２月１８日

水換え実施したところ、稚魚水槽の掃除で新たに遺体らしき塊を発見しました。色も抜けボロボロですでに原形がわからなくなっていますが、それ以外にこれぐらいの塊になりそうなものはないので、おそらく稚魚の遺体と思われます。ボロボロなのは飢えた稚魚達の食料になってしまったのかもしれません。改めて数を数えてみると約１４匹になっていて、前回より４匹減っています。その前に２匹亡くなっているのは確認済みなので、もう１匹が行方不明です。それも餌食になってしまったのでしょうか。水槽は二回りほど大きな個体が２匹いて、明らかに稚魚用の粉餌では物足りない感じのサイズです。その自由に振舞う２匹に誰も逆らえず、ストレスから皆喧嘩っ早く水槽内がピリピリしている感じでした。そこで水槽を仕切りして大型用と中型以下用に分離することにしました。大型槽は狭い水槽に２匹が閉じ込められ荒れ狂うかと思いきや、以外と落ち着いてリラックスしており、２匹の中もいいようです。中型以下槽も比較的に落ち着いて、気兼ねすることなく自由に泳ぎ回り、喧嘩も減ったように思います。

２０２２年１２月１７日
よく見たら、稚魚水槽のタコツボの下のブロックの間に１匹また死亡していました。結構大型の個体で、痩せているようで腹がペッタンコでした。病気の可能性もありますが、やはり強い個体による餌の独占で栄養失調になっていたのかもしれません。そこで稚魚水槽をよく観察してみると、弱々しい泳ぎの２匹を発見しました。他の魚を避けるように、目立たないように水槽の隅で立ち泳ぎをしている一番小さな個体と、体を横にして弱々しく落ち着きなく泳ぐ中型の個体です。一旦、２匹をコップに回収して仲間から隔離しました。隔離をするとしばらくして落ち着いて普通の泳ぎ方に戻ったので餌を与えそのまま一晩過ごさせて、また稚魚水槽に戻しました。

２０２２年１２月１３日
朝、本水槽の砂底で『ニノ』がじっとしているのでアセりました。近づいてみると思い出したように泳ぎ始めました。どうやら昼寝していたようです。『ニノ』が昼間に体を止めて堂々と寝ているのは珍しい現象でした。

２０２２年１２月１２日
『ニノ』が第７１回生の卵を産んでいました。こんな真冬に卵を産むのは初めてです。

２０２２年１２月１１日
稚魚クマノミが１匹死亡していました。奈良に来てカニに続いて２匹目。稚魚としては年明けの帰省以来です。亡くなったのは比較的小さな個体です。気温も下がっているので水温低下による体調不良か。または危惧していた稚魚同士の抗争か。水換えも新しい海水はヒーターで温めてから入れるようにしました。

２０２２年１１月２６日
『ニノ』が第７０回生の卵を産んでいました。１１月に卵を産むのは初めてだと思いますが、体調いい証でしょうか。

２０２２年１１月１７日

ベニワモンヤドカリ『服部さん』は増えるカットワカメが気に入った様子。串に刺しておくと真っ先に寄ってきてずっとワカメをつついています。そのうち串を引き抜いて岩の下に持っていくので、串が回収できなくなりました。
稚魚達の気が荒くなってきました。それまでも小競り合いは多かったですが、体が大きくなり、個体差が出始めることで強者と弱者がはっきりしてきたようです。中でも今回特徴的なのは嚙みつく個体が出てきたことで、尻尾、胸ビレ、エラ、胴体と噛まれた相手は振りほどこうと必死にもがきますが、強い力に引き離せず数秒間なすすべもなく振り回されています。大きな個体は縄張り意識も芽生えたようで、近づく他の個体を執拗に追い払うことが増えました。そのくせ、夜になるとタコツボの上で集まって寝ているようです。喧嘩を少しでも減らすために目隠しになるようなレイアウトに変更しました。

２０２２年１１月１４日

少食で活性の低いベニワモンヤドカリ『服部さん』。いつも脱皮前は１０日ぐらい姿を見せず殻の中に閉じこもっていて、本当に死んでしまうのではとハラハラさせるので、脱皮後の栄養補給として、前回、使用をやめた増えるカットワカメを再開することにしました。今度は、水で戻したワカメを串に刺して砂底に刺し観察しやすくします。脱皮後は食欲が増しているのですぐにワカメに興味を示していました。２日ほどかけて綺麗に食べてくれたようです。

２０２２年１０月１５日

餌の時間に餌場を独占し、近づく『プチ』を追い払う行動をする『ムニ』がますます過激になってきました。その行動は一時期の『ラオ』や『フリ』と同じくかなりのキツさで、『プチ』はブロックの中に逃げ込んで餌をほとんど食べられない状態です。『ムニ』が餌に夢中になっている時にスキを見て餌を食べますが、見つかると猛攻撃を受けるので怖がって近づけません。かなりのストレスのようで、見かねて餌をブロックの周りに落としてやりますが、水流に流されて効率が悪く、残しが増え水が汚れが気になります。それでなくてもたくさんの稚魚達の糞で水の汚れがひどく、トロロ藻は１週間で生え放題です。

２０２２年１０月８日
『ニノ』が第６９回生の卵を産みました。いつも産まなくなる頃ですが、今年は温暖なので産んだのかも。ただ卵の量は少なめです。

２０２２年９月２６日

『ニノ』が第６８回生の卵を産みました。ロイヤルグラマ『マリリン』が最近住処にしている岩陰と目と鼻の先ですが、『岡田くん』と『ニノ』は全く気にしていないようです。３匹ともあまり水槽の前面には出てこないので、卵のあるその狭いスペースに密集しています。
稚魚達は、引っ越しから１匹も堕ちることなく、だいぶ大きくなりました。稚魚用のパウダー餌を２種類与えていますが、いくら食べても食べ足りない様子で、人が近くと餌を貰おうと水面にダンゴをつくり顔を出して餌を要求しています。成長には個体差があって１回り大きな個体も出始めました。

２０２２年９月２５日

ここのところ活性が落ちているベニワモンヤドカリ。最近は１週間目は元気に餌を探し、２週間目は殻に閉じこもり、３週間目で脱皮するようなサイクルで、ちょっと絶食期間が長すぎるのと、頻繁に脱皮するので貝殻が狭くなっていないか心配なので、また貝殻を大量購入しました。ネットでマガキガイの殻ばかり５０個ほどを、毎週３〜４個入れ替えて、お気に入りを探してもらっていますが、今の所全く手応えがありません。

２０２２年９月２２日
第６７回生が孵化しましたが、回収せず。

２０２２年９月１７日

『ニノ』が数日前に第６７回生の卵を産んでいました。
大阪の海遊館にいって、そこの展示でクラゲの幼生の前段階のポリプと同じものが、稚魚水槽にも生えていることに気づきました。レイアウトのブロックに白い小さな花のようなものがクラゲのポリプで、これが成長、分裂するとクラゲの子供の塊のストロビラになるようです。今までストロビラになったことはなく確証はありませんが、今後はむしったり、水から取り出さないように注意して注目したいと思います。

２０２２年９月５日
『ニノ』が数日前に第６６回生の卵を産んでいました。

２０２２年８月２７日
『ニノ』が第６５回生の卵を産みました。

２０２２年８月１７日

餌の時に『ムニ』が『プチ』を執拗に追い払い、餌を独り占めしています。かつてのガキ大将『ラオ』、『フリ』にイジメられ『プチ』に寄り添っていた長男『ムニ』でしたが、立場が変わればあっさり手のひら返しです。『プチ』は追い払われながらもスキを見ては餌を横取りして負けていません。満腹になると何もなかったように寄り添う『ニノ』ですが、『プチ』はまとわりつかれてうっとうしいようです。

２０２２年８月１５日
『ニノ』が第６４回生の卵を産みました。

２０２２年８月９日
ベニワモンヤドカリのエサとして用意していた「増えるカットわかめ」ですが、あまり積極的に食べないことがわかりました。水流に流されないように楊枝に刺して『服部さん』の周囲に固定したところ、近くを通り過ぎてもスルー。やっと見つけて食べ始めたと思ったら、直ぐに飽きたのか去ってしまいました。わかめの端を少しかじっただけ。ハサミでちぎるのは大変なのかもしれません。前の２片のわかめはなくなっているので、放置して腐っていく中で少しずつ食べたのかもしれませんが、積極的には食べないということがわかったので、今後は味噌汁の具として処理するしかないようです。

２０２２年８月５日
『ニノ』が第６３回生の卵を産んでいました。

２０２２年７月３０日
幼魚水槽の『ムニ』はエサの時間、『プチ』を追い払いエサを独占しようとしています。少し前は一緒にエサをついばんで、時々興奮して追いかけたりする程度でしたが、今では『プチ』がエサ場に近づかないようにしつこく追い払っています。『プチ』も再三の攻撃を嫌がって、なるべく『ムニ』の前に出ないように遠巻きにエサを待って、『ムニ』の取りこぼしエサを食べるようになりました。それも、もともと不細工で不器用な『ムニ』がエサを食べるのが下手クソで１粒、２粒食べる間に、『プチ』が残りを食べてしまうのでストレスが溜まっていたようです。それでも『ムニ』の攻撃に『プチ』は痙攣したり、お腹を見せて抵抗する姿勢はないようで、大人しく従っているようです。

２０２２年７月２７日

『ニノ』が第６２回生の卵を産んでいました。

２０２２年７月２３日
死んだベニワモンヤドカリ『服部さん』は昨日、他の魚たちによって処理され、水の汚染もある程度は進行が治ったと思われます。水槽の規模とろ過の能力から考えたら水質汚染は問題ない規模ではありますが、それでも大きな遺骸はできるだけ回収しようと、重い腰を上げて水槽を確認したところ、空のはずの貝殻の隙間から綺麗なオレンジのトラジマ模様の足が規則正しく覗いています？？？　蘇った？　なんで？　ということは一昨日見たのは、また脱皮の跡？？？　しばらく理解に苦しみましたが、またしても『服部さん』の分身の術に騙されてしまったようです。いや、今回は、変わり身の術？　とにかく『フドウ』に続いて『服部さん』まで失わなかったことに大安堵。すぐにエアコンを作動させ、増えるカットワカメを追加しました。それでも『服部さん』のナゾの行動は変わらずで、カットワカメに興味を示さず、同じライブロックのドーム下の岩の側から動こうとしません。水換えのため底砂の汚れを掃除すると汚れが舞うのが嫌なのか３cmほど岩の上に登りますが、落ち着くとまた同じ場所に戻ってきます。前回与えたカットワカメはなくなっていましたが、食べたとも思えません。まだ少し目が離せない状況です。

２０２２年７月２２日
昨日、暑さで体調を崩して亡くなってしまったベニワモンヤドカリ『服部さん』は、今朝ると現場が荒らされていて、貝殻は動かされ、遺体はバラバラになっています。魚達、おおかたロイヤルグラマあたりがつついて食べてしまったのでしょう。岩陰にあるので取り出しづらいところにあったし、埋葬場所もまだ決めてないので、魚の糧になるのはそれはそれでよかったです。これで、またエビ類が全滅していましました。次のキャラも考えなければいけません。
第６１回生が夜孵化したようですが回収はせず。

２０２２年７月２１日
朝、魚達にエサを与えるために水槽を覗いてみると、ベニワモンヤドカリの『服部さん』が例のライブロックの岩陰で貝殻から身を乗り出すようにして死んでいました。普段ほとんど見せない白い上半身を貝殻から伸ばしたままピクリともせず、明らかに脱皮ではない状況に一片の希望すら与えず死んでいます。あれから、なんとか元気にするためカットワカメを与えたりしましたが興味を示さないまま、ずっと岩陰の同じ場所から動かずついに力尽きてしまったようです。やはりエメラルドグリーンクラブ『フドウ』の時に同時に体調を崩していたのでしょうか。その後は気をつけて室温を管理していましたが、高水温など一旦体調を崩してしまうと、元に戻ることはないようです。薄々は気がついていましたが残念です。お金をかけて用意した大量の貝殻も結局、宿替えしないまま終わってしまいました。もう少し元気な姿を見ていたかったです。

２０２２年７月１８日
ベニワモンヤドカリ『服部さん』の様子がおかしいです。先月あたりから日中はほとんど殻の中に閉じこもり、岩陰でじっとしています。今週あたりからは、ライブロックの同じ岩陰にずっと居ついていて、体を引っ込めているか、申し訳程度に手足を出しているぐらいで、仮水槽にいた頃の伝え聞いた元気さはもはや見られません。先日亡くなったエメラルドグリーンクラブ『フドウ』の１件から、だんだん心配になってきました。水温は少しでも上昇を抑えるため、冷却ファンを設定し、エアコンも長めに稼働させるようにします。エサはライブロック中にたっぷり生えていますが、一向に食べる気配がなく、先日は『フドウ』の遺骸を掃除してくれたので動物性たんぱく質とカルシウムは問題ないはずですが、ここは念のため先手を打つことにします。スーパーで奮発して日本製三陸沖の高級『増えるカットワカメ』を買ってきて与えてみることに。５ｍｍほどのカラカラワカメが１０分もしないうちに３cmほどのツヤツヤのワカメに戻り、それを『服部さん』の鼻先にチラつかせてみましたが興味を示さず。そのうちワカメは水流に流されて回収できないところに落ちてしまいました。夜に、気が向いたら食べるかもしれないのでそのまま様子をみることにしました。

２０２２年７月１６日
第６０回生は孵化していましたが気が付かず、
『ニノ』第６１回生の卵を生む。

２０２２年７月８日
『ニノ』第６０回生の卵を生む。
先日亡くなった『フドウ』ですが、『服部さん』の脱皮に騙された経験もあるので、念のため探していますが、やはりフドウは見当たらず。

２０２２年７月５日
エメラルドグリーンクラブ『フドウ』の遺骸は一晩でベニワモンヤドカリ『服部さん』によって処分されたようで、手足がなくなり胴体の殻だけになってしいました。ライブロックの岩の下で回収が難しい位置だったので、これであれば、取り出して埋葬しなくても水が汚染されることはなさそうです。埋葬する場所も考えなくてはいけなかったので手間が省けました。

２０２２年７月４日
第５９回生が孵化していましたが、回収せず。
朝、エメラルドグリーンクラブ『フドウ』がライブロックの岩の下でにひっくり返っていました。すでにお亡くなりの様子。最近、定位置のシオグサ石の下から姿をくらましていて、どこにいるのかと思っていた矢先でした。お腹のフタが少し開いていて、ひょっとすると脱皮かもと、くまなく調べても見つけられず、落ちているのは本体のようです。原因はよくわかりません。よく死因にあげられるのは餓死ですが、ぼうぼうのシオグサはもちろん、ライブロックには柔らかそうなトロロ藻がもさもさ生えているので食には困らないはず。といってもライブロックの藻はなぜかほとんどの草食生物が敬遠するので参考になりませんが。最近は水槽を一新して、底砂に溜まった汚れをよく除去していて水の富栄養化が低くなっているのか藻の増殖が激減しているので可能性はなくもありません。別の要因は水温の上昇で、日中に室温が上がってきたらエアコンを入れるようにしていましたが、前日は電気代をケチって少しエアコンをつけるタイミングが遅かったかもしれません。もう一つは水質の急な変化で、先週は真水の自動補給の弁を開け忘れたまま１週間ほど放置していて１リットルほど水面が下がっていました。慌てて足し水をしたのがよくなかったかもしれません。さらに、水換えの塩素中和剤も普段より多めに入れてしまった点も気がかりです。あと、『フドウ』は迎入れてこれまで脱皮したことがなかったので、脱皮できない状態がストレスになったことも考えられます。最後に生前の『フドウ』はよくお腹のフタを開いたり閉じたりしていましたが卵は持っていませんでした。卵を産めないストレスもあったかもしれません。ヤドカリとの相性もいいのでもう少し追加したいと思っていたところでしたが残念です。

２０２２年７月１日
『ニノ』第５９回生の卵を産んでいました。
あと７月になってから、ロイヤルグラマ『マリリン』の警戒レベルが回復しました。引越しで２回も捕縛され、１度は捕獲中に飛び出して床にのたうった経験ですっかり人間不信になっていた『マリリン』は、それまで水槽に近づくと岩陰に隠れて、エサの時間も決して水槽の前面にはでてこず、エサが近くにこないと食べないほどでしたが、徐々に警戒？記憶？が薄れ、ようやく水槽に顔を近づけても逃げないようになりました。岩の間をぐるぐると生来の活発さ、好奇心を見せるようになってきました。

２０２２年６月２５日

いつの間にか５８回生の卵が孵化していましたが気づかず。
さんご台の石で唯一生き残っていたスタポがどうやら亡くなってしまい『マメスナ詰合せ』が全滅してしまったようです。取り付いていた石の上は静岡の後半からシオグサに占領されて繁殖の地が奪われていく中で、奈良に越してきてしばらくは１つ２つのポリプが残ったわずかな岩陰で頑張っていましたが、シオグサも定着できない日陰では場所は自分たちの維持が難しかったのでしょう。一時期はマメスナに石の９割近くを奪われながら、巻き返してマメスナを駆逐し、石全体をスタポが覆い尽くしたものの、スベスベサンゴヤドカリを失った後は、根付いたシオグサの繁殖力には勝つことができませんでした。

２０２２年６月１８日
気づいたら『ニノ』が５８回生の卵を産んでいました。ようやく奈良の生活にも慣れて余裕がでてきたようです。ただ、また稚魚を育てる気力はこちらにはありません。

２０２２年５月２９日

エメラルドグリーンクラブ『フドウ』が珍しく昼間から活動していると思ったら、どうも卵らしきものをお腹に抱えている様子。お腹のフタが開いてオレンジ色の塊のようなものが見えます。『フドウ』はメスだったようです。といっても１匹しかいないので子供ができるはずはなく、とすれば無精卵でしょう。卵というには粒が小さくてよくわかりません。きっと有精卵ならお腹から溢れるぐらい膨んでくるのでしょうが、これはこのまま終わる運命です。『フドウ』は水面に向かって両腕を広げて卵をアピールし、まるで神様に卵が孵るのを祈っているようでした。

２０２２年５月２２日

仮水槽でのベニワモンヤドカリ『服部さん』の脱皮と活発さ、その後の宿替え未遂の様子から、新しい宿の必要性を感じ、今の貝殻が窮屈になってしまわないうちにと、追加の貝殻を準備しました。手頃なサイズのイモガイとタカラガイをネットで注文で計６個用意しました。ところが２個ずつ期間をおいて水槽に投入していきましたが、今回も『服部さん』のおメガネに叶う貝殻はなかったようで、これで２回目、計１０個の貝殻が無駄になりました。これだけでかなりの浪費で、やはりヤドカリの宿替えは難しいです。野生のヤドカリは海の中を歩き回って自分のベスト・ワンを見つけ出すのでしょうが、広大な海の中、すごい根気です。このまま同じように貝殻に出費するわけにもいきません。どこかにタダで大量のベニワモン用の貝殻が余っていないものでしょうか。もう海にでも行って採取しにいくしかないかもしれません。

２０２２年５月１４日
水槽の夜は、窓の月明かりと常夜灯センサーライトです。常夜灯センサーライトは環境が変わりすっかりビビリ癖のついた稚魚たちを不安にさせないための薄明かりの配慮ですが、夜の稚魚たちが実際どのように過ごしているのか気になって、こっそり覗いてみることにしました。懐中電灯を最弱にしてうっすら照らして確認してみると、すべての稚魚が小さなタコ壺の上に身を乗せて、オシクラマンジュウのようにかたまって休んでいます。タコ壺は引越しの時に設置した仮水槽の小部屋に唯一入れていた飾り石ですが、他の飾り石もある中で、そのタコ壺に寄り添って寝ているとは、やはり馴染みがあるものが安心できるということなのでしょうか。時々寝ぼけてタコ壷からずり落ちるのを慌てて這い上がる姿が微笑ましいのでした。

２０２２年５月８日
水槽引越しから１ヶ月近く経っていますが、魚達の警戒心は癒えていません。こちらが少しでも不穏な動きをすると稚魚達はレイアウトの影に隠れたり、槽底にべったり張り付いて死んだふりをしています。ロイヤルグラマ『マリリン』にいたっては、こちらが１m以内に近づくと岩陰に隠れて出てこようとしません。よほど袋詰めの移動がトラウマに残っているのでしょう。特に『マリリン』は余計に暴れて袋からこぼれ落ちてしまい「まな板の上の鯉」状態だったりしたので、相当のストレスがあったのでしょう。表情や態度、食欲ではあまりわかりませんが、全般に魚は結構デリケートな性格のようです。

２０２２年４月１１日

環境の変化にもっとも敏感なエビ・カニ類ですが、引越し先でも元気な姿を見せています。水合わせがうまくいったということでしょう。エメラルとグリーンクラブ『フドウ』は仮水槽に続いてシオグサに紛れて藻を食べている様子。またベニワモンヤドカリ『服部さん』も空貝殻を見つけては新物件の住み心地を確認しています。前回も合わなかった貝殻ですが、今回もやはり気に入らないらしく、直ぐに、前の家に戻ってしまいました。

２０２２年４月１０日

急な転勤で、やっとの思い出で静岡から奈良へ水槽を引越ししました。もはや開設者本人が、ＨＰ、ＭＰ、アイテム共使い果たしカラカラの状態の中、残念ながら『ラオ』、『フリ』が仮水槽の突発事故で無くなった以外は、思惑通り、すんなりと魚達を新しい水槽に迎い入れることができたのは幸いでした。これで精魂はほぼ使い果たし、また次の引越しがあるとなるともう無理でしょう。もう転勤がないことを祈るばかりです。