スター名鑑

昔、えび部の休日倶楽部水槽を彩ったアイドル達にスポットライト。

番号
写真
愛称
種類
槽歴
プロローグ
プロフィール
エビローグ

No.2
(１期生)

ぶーさん ミズタマハゼ １ヶ月 まっ白なベントス性のハゼ。ショップの水槽にただ一匹いたのを一緒に見にきていた会員Bさんが即決。底を這うように泳ぐだけで、なんだかジミだなと思いつつ、水槽にいれたとたんサンゴ砂をモグモグ、エラから吐き出し、シッポで砂をまき散らしてニノを困らせています。よくみると黄色の目で、顔にきれいな水玉 模様が浮き出たり、キンチョーするとシマ模様になったり、なかなかの芸達者のようです。 落ち着きなく水槽を上下に行ったり来たりとおもったら、大きな口でシャベルのように砂をほじくりかえしたり、つかみ所のないぶーさん。ベントス食性なので砂の中の微生物を食べれていればいいのですが、人口エサに興味を示さないようで少し心配です。最初は水槽の奥のオーバーフロー配管の側が定位 置でしたが、今ではライブロックの下に引っ越ししたようです。 人工エサを避け、ガリガリになるほど極度のダイエットをしていたぶーさん。それが引き金となったのか、ある暑い日に突然の引退してしまいました。

No.6
(２期生）

海老蔵 ホワイトソックス ０ヶ月 えび部屋では３代目。エビ界のサラブレッド。毎度おなじみ赤い体に白い斑点模様のオシャレなクリーナーのホワイトソックス（和名：シロボシアカモエビ）の海老蔵です。おとなしいはずのホワイトソックスですが、水合わせにも、新しい水槽にも動じることなく、堂々とライブロックの裏に陣取り、ぶーさんをビビらしていました。初日からイキナリ脱皮して、存在感を見せつけていました。
 食事時には我先に飛び出してきてあばれまくっています。 華々しいデビューを飾った海老蔵でしたが、いきなりの脱皮は危険信号だったようです。舞台に息が合わず、ぶーさんの後を追うように突然の引退。

No.8
(４期生)

トント

バーンガイカージナルフィッシュ
( プテラポゴン・ガウデルニィ)

１ヶ月 白い顔。黒いイレズミ。長い尾ヒレが羽飾りのような今どきインパクトのある魚。名前もバーンガイカージナルフィッッシュ、プテラポゴン・ガウデルニィ、アマノガワテンジクダイとややこしい別 名がインパクト大です。
性格はおとなしく中層から上層で静かに泳ぐのでスカウトしましたが、入れるなり下層でニノとぶーちゃんを威嚇しています。狭い水槽で二匹とはよいキモサベになれるでしょうか。		 水槽デビュ−以来一度も見れませんでした。 数日前まで調子が良かったみたいですが、だんだん底の方へ下がってきて・・・。最後はライブロックの穴に詰まった状態で発見されました。
No.9
(４期生) 		レンジャー アワビ？ ０ヶ月 小豆サイズほどの小さな一枚貝。初めはガラス面のコケとり名人「シッタカ」と思っていましたが巻貝ではないので違う種類の貝のようです。サンゴ水槽にへばりついていたのをもらってきました。
掃除のできない二重管のオーバーフロー筒用に投入しましたが、何も考えずに二重管の隙間に放り込むと、ひっくり返ったまま深い管の奈落へと落ちていきました。 		ひっくり返ったままオーバーフロー管の隙間に落ちていったレンジャーですが、あれから一度も姿を見せることなく・・・。一枚貝はひっくりかえると自分で起きあがれないのでしょうか。
半年も過ぎたあるとき、砂の底にレンジャーらしき貝殻が転がっていました。当時の写 真と比べると少し大きくて、おそらく、オーバーフローから脱出してしばらくは元気にして成長していたものと考えられます。念のため引っ越しの際に、オーバーフローの中を確認しましたが、はやりレンジャーらしき貝はみつからず、例の貝殻がレンジャーのものだったようです。
No.10
(５期生) 		蛯ちゃん スカンクシュリンプ １１ヶ月

マリンアクアリウムでは毎度おなじみのスカンクシュリンプ。前回の海老蔵のリベンジでろ過を強化し、小笠原の海水をいれて、２時間以上をかけて慎重に水合わせ。その甲斐もあって、水槽にはすんなり馴染み、元気、気ままに振る舞って、ニノにもぶーちゃんにも煙たがられています。

スリムで足が長いモデルタイプです。興味があるものにはどん欲にちょっかいをかけてきますが、同じところに留まることはなく、常にいろいろなところに出没しています。どういうわけか壷とタコ糸が大好きでしばらく中に入ってねぐらにしていたことも。２回ほど立続けに脱皮しました。 ある日から少しおとなしくなったと思うと、水槽裏側に引っ込み、砂底に降りるようになり、その夜眠るように静かに息をひきとりました。

No.12
(６期生)

磯野さん サンゴイソギンチャク ２ヶ月 店に届いたばかりの袋のまま購入した５cmぐらいの小さいイソギン。輸送の疲れで原形を留めていませんでしたが、先端がグリーンに染まっている触手にひかれてスカウトしました。水槽デビューにあたっては、徘徊して他の生物を脅かさないようにと、小壷にしこんでヒモでぶら下げる画期的なゴンドラ方式をとりましたが、わずか２時間で脱走。水面 近くの水流の強いガラス面にいすわられてしまいました。ニノは全く興味なし・・・。 イソギンチャクは小さくなっていくものというジンクスを撃ち破るため、鋭意活動中。
最初は光があたらず、落ち込んでいましたが、青いスポットライトがあたって復活。ＧＭＴ５の横槍にもめげず、触手の華を咲かせています。		 ＬＥＤブルーライトによってサンゴイソギンチャク独特の先端のぷっくりした触手を拝むことができましたが、突如として光をさけるように岩影に隠れたままでてこなくなり、褐虫藻がどんどん抜けて体調が悪化し、岩にも取り付けなくなって御臨終。最後はフシザオウニの海斗の胃袋におさまったのでした。
No.13
(７期生) 		モン吉 モンツキカエルウオ ０ヶ月 ショップで１週間投獄された後にやってきたカエルウオ。目のまわり救命浮き輪ような模様が特徴です。体長１０cm程度でうちの水槽ではかなりの大柄。食べ物も住処もバッティングしないので相性がいいと思っていましたが、投入直後にぶーちゃんと衝突し緊迫しました。ぶーちゃんを追い出し、隠れ家を堂々とのっとりました。トリッキーな動きで他の住人達を脅かしています。 　 水槽デビューわずか２日目で衝撃の引退。状況から考えて食あたりしたとしか・・・。

No.14
(８期生）

ケロロ フタイロカエルウオ １ヶ月 上半身が茶色で下半身がオレンジ色のツートンカラーのカエルウオ。ほっぺがほんのりピンク色なのが特徴です。活発で、何倍もあるチョウチョウウオを威嚇するほど魚には気が強いところがありますが、人に捕まると途端に白いまだら模様になるビビりです。ニノやぶーちゃんとは相性抜群で水槽にすんなり馴染みました。砂地に立てた土管から顔をだすのがお気に入り。

縦にした土管がお気に入りで、ヒマがあれば中の砂を掘り起こし土管が埋まってしまってます。ライブロックの隙間を絶えずチョロチョロして移動してはボーと物思いにふけるので、落ち着きがあるのか、ないのかよくわかりません。食いしん坊でエサの時間には最後まで水面 にとどまって、その分、糞もたっぷり砂に落とすので、ぶーちゃんは砂を食べづらそう。

ハゼ土管をすみかに、水槽内をチョコマカと泳ぎ回り、仲間とも打ち解け順調に暮らしていたように思いましたが、突然の飛び出し。床暖房が仇となり、発見されたときには無惨な姿に。

No.18
（11期生）

ギロロ伍長 テールスポットブレニー ０ヶ月 頬に綺麗なオレンジのラインとシッポに黒い斑点があるのが特徴のカエルウオ。普段はボディーの茶色がシックで綺麗ですが、人が近づくと途端に白いまだら模様になります。絶えず岩の隙間に身を隠し、よほどの臆病かとおもったら、アケボノハゼにたいしてはものすごい闘志を見せ、威嚇する顔が別 人にように不細工になります。 ほとんど性格がわからないまま、エピローグへ。 水槽にいれて１週間後、オーバーフローしたのサンプ槽でみつかったそうです。
No.19
(11期生） 		カッパ グリーンサロンシュリンプ １ヶ月 ズングリムックリした身体に、短い手足がブサカワイイエビ（♀）。ほんのり草色の身体は地味ですが、良く見るとモザイク模様でなかなか洒落ています。モノにつかまってひたすらジッとするのが好きなようで、ときどき触角を小刻みに激しく動かしています。水槽のヒゲゴケを食べてくれる貴重な存在のようですが、今のところ見向きもしません。 地味な色合いで目立たないですが、けっこうあちこち歩き回ります。モザイクも模様の甲羅は良く見ると穴があいていたり、毛が生えています。地味な色合いで目立たないですが、けっこうあちこち神出鬼没に動き回っては、また、岩陰に隠れます。 脱皮に失敗したのか、脱皮の最中に襲われたのか、朝、抜け殻の傍らで、蛯ちゃんの朝食と化していました。
No.24
(13期生) 		キモイ フィロデスミウム・ヒアリナム ０ヶ月 なんとなくハリーポッターの呪文みたいな名前のウミウシ。スタポといっしょにくっ付いてきたらしいですが、店の人の好意？でいっしょにもらってきました。最初はウミウシと気付かず、細長い触手が絡まって海藻みたいにくっ付いている原生生物とおもっていましたが、水槽に移してみると、身体が延びてムカデのような姿で活発に動き回ったので驚きました。 止まればケムシ、動けばムカデ、眠る姿はメデューサで、あまり気持ちのいいものではありませんが、狭いリフジウム水槽を縦横無尽に動き回る姿をみていると、なんだか愛着がわいてきました。疲れたらスタポの側で休むみたいです。とくにスタポは傷付いている様子もなく、いいアクセントになっています。 １〜２日ほど見かけないなと思ってよくみると配管の隙間にそれらしい触手がチリチリになって挟まっているのを発見。ウミウシは特殊なカイメンがエサらしく長期飼育は難しいときいていましたが、あっさり終わってしまいました。元気に動き回っていたのはエサを必死に探している姿だったのかも。
No.7
(３期生) 		ぶーちゃん ミズタマハゼ １７ヶ月 引退したぶーさんの跡を継ぐ２代目ミズタマハゼ。体長は３cmほどの小ぶりなサイズ。槽に投入するなり依然ぶーさんが住処にしていたライブロックの下をあっという間に掘り返して自分の巣にしてしまいました。 初めの頃は、極度の対人恐怖症で巣の中に引き蘢って出てきませんでしたが、慣れてくると驚くほど活発に動き回るようになりました。今では水槽を掃除する時も平気で前にでてきて、興奮して砂をカジリまくっています。心配していた餌付けもすっかり慣れてくれたようです。ニノのよい遊び相手のようで、ちょっかいをかけてくるニノとときどきじゃれあっています。 ライブロックの下という下を掘り返して自分の寝床を構築していましたが、ウニの昼の避難場所として用意したウニドームを設置すると、それまでの全ての住処を放棄してウニドームを占拠。ちゃっかりもののアケボノハゼと同居生活を始めました。晩年になるとウニドームを放棄（追い出され？）して、気ままな露天生活を送っていました。最後はエビに突かれることもなく、他の魚達に見守れながら静かに旅立ちました。
No.30
(18期生) 		こぶちゃん オトメハゼ ０ヶ月 白い身体にオレンジのマダラ模様がチーズカマボコ思わせるベントス食性のハゼ。
子供故の未熟さが邪魔をして、水槽に馴染めず、タンクメイトにも馴染めない問題児で、何度も水槽の外へ飛び出そうとするも失敗中。エサも無視しているようで心配です。
ベントス食性のハゼのくせに、昼はガラス壁にへばりつき、夜は頻繁に水面 に浮き上がっては、飛び出せそうな隙間を物色するこぶちゃん。先住の魚やエビ達の影に怯え、更には開設者に対しても強力なＡＴフィールドを展開するほどの拒絶っぷりで、えび部屋史上最凶な問題児です。 最後まで水槽に馴染めなかったこぶちゃん。ほぼ絶食状態が続いたため、最後は見る見る身体が痩せ衰えてしまいました。寄り添って励まそうとするタロウ、ニノのちょっかいを自分に向けてやり過ごしてくれたタママ二等兵にも最後まで心を開くことなく、最後を向かえてしましました。ベントス食性のハゼにはまず餌付けが教訓となりました。
No.15
(９期生) 		フグ田さん シライトイソギンチャク １１ヶ月 白い体にパステルイエローの触手、触手の先端に紫のポッチがきれいなシライトイソギンチャク。直径は２０cm程で水槽ではかなり大きめ。シライトは初めてですが、触手を広げてウネウネと元気がよさそうなところにひかれました。水槽でもサンゴイソギンチャクと違ってあまりしぼみません。 ウニの海人と権利を争ったようですが、ライブロックの裏に吸盤をはって、岩の間から笠を広げています。水槽幅の半分を占める大きさですが他の生き物達とうまく場所を譲り合っているようです。ときどき笠をもたげてはストレッチをしている模様。 いつも笠を広げて元気いっぱいだったフグ田さんでしたが、夏の暑さか、リフジウム槽の汚れが原因か、徐々に体調を崩し、これまでのイソギンチャク同様に徐々に体が小さくなっていきました。両手ぐらいのサイズが親指ほどに。自立することもできず、砂の上でコロコロとし、念願の１周年を迎える前に、最後はリフジウムで静かな最後を迎えました。
No.26
(15期生) 		カンナ イソギンチャクモエビ ５ケ月 モモクロとして５匹購入した際に店で売れ残った最後の１匹。全購入のはずが隠れてうまくやり過ごしたみたいです。１０ｍｍほどの小さな個体で、貧栄養の環境だったのか体質なのか少しも成長しておらず、先輩のモモクロとくらべると赤ん坊です。最初はえび部屋水槽の水に慣れず１日、人見知りで２日、３日目にようやく仲間と合流したようです。 前からいた２匹の中に飛び込んで三角関係にならないかと思いましたが、小さくても虐められることもなく、昼は片寄せあって、夜は自由奔放に、３匹仲良くすごしているようす。定番の腰フリも徐々にダイナミックになってセクシーさをアピールしています。 いつまでたっても小さいままのカンナで、最初メンバーの３匹とは仲良くやっていましたが、リフジウム水槽から飛び入りしていた大きなメスが加わると、旧メンバーの１匹がオーバーフローへ転落死し、それから新しい３匹ユニットとなるとソリがあわないのか、しばらくすると、岩から離れたところにいる姿を最後にいなくなってしまいました。
No.3
(１期生) 		海斗
（かいと）		 フシザオウニ ２２ヶ月 棘が太くて節クレがあるまるでクモのようなウニ。会員Kちゃんの熱いリクエストだったウニですが、ショップの人に相談して、ライブロックにくっ付いてきた普段はやっかいものとして捨ててしまうウニを引き取ってきました。が、食用ではないと知ったKちゃんからは敬遠ぎみ。直径２cm程の体の真ん中に星形の入った生まれながらのスターですが、人見知りが激しくすぐにライブロックの裏に隠れてしまいます。ゆっくり動く棘には癒し効果 あり。 直径２cmの体に３cm程の棘が伸びて水槽の中では結構大柄ですが、ライブロックの裏にうまく隠れて普段はまったく気がつきません。塔の様に組み上げたこだわりのライブロックが日に日に傾いていくので、海人が原因だろうとライブロックから追い出したら急に動かなくなって大慌て。なんとかライブロックに這い上がらせて落ち着きました。普段は何を食べているのか謎です。 第１期の重鎮。夜の帝王で、昼間は光を嫌い岩の下に隠れ、狭い水槽にもかかわらず見つけられない程でしたが、夜に這い出してきてそこら中を徘徊していました。夜の徘徊から光りが灯くと慌てて隠れるのですが、晩年は少しずつ光に慣れたのか、体力がなくなったのか、隠れ方がずさんになっていきました。ある日から徘徊範囲が狭くなり、ついにそのまま星に。最後まで何を食べているのか分かりませんでした。
　 スタポ スターポリプ １１ヶ月 凶暴で、無神経な魚＆エビ達から難を逃れる安全地帯としてつくったリフジウム水槽で、最初に挑戦するためにつれてきたサンゴ。共肉と呼ばれる鶏の皮のような部分から小さな華のようなポリプがたくさん開きます。色はまったく地味な茶色ですが、ブルーライトに当たると、黄色に光って、小さなお花畑か、線香花火のようです。 度重なるレイアウト変更の度に、警戒してなかなかポリプを開いてくれませんでしたが、ようやく落ち着いてきました。ライトを消灯するとポリプを共肉の中に隠し、点灯するとポツポツとポリプを開きはじめます。もともと、部分的に共肉が剥がれかかり、あちこち黒く変色していますが、残った部分で５０ほどのポリプが咲いています。今後、どんどん増えて一面 スタポ畑にしたいと思います。 リフジウム水槽の藻の大繁殖に一時はほとんどのポリプを閉じてしまいましたが、本槽に緊急避難したところ完全復活。ほぼ全てのポリプを伸ばして気持ち良さそうに揺れていましたが、もともと浮き上がっていた共肉が定着せず、ポリプが広がらないまま徐々に数を減らしてゆき、共肉も紫色に崩れて消えてゆきました。
　 エビアン グリーンサロンシュリンプ １０ヶ月 コケ食性のモエビ。えびせんと一緒に導入した色の黒い個体。こちらは、トロロ藻の発生地帯であるリフジウム水槽に投下しました。いつも、ジッと動かず、生きているのか、死んでいるのか不安になりますが、鼻先の２本の太く短い触角がピョコピョコ動いて、教えてくれます。、 狭くてトロロ藻だらけのリフジウム水槽でも力強く生活しています。しかし、トロロ藻は一向に減る気配はありません。岩の一部とかしたり、トロロ藻に隠れたりと普段は忍者のような生活ですが、いったん人の手が入るとすごい反射神経で移動します。 リフジウム水槽で常に岩影に隠れいっさい目立つことがないヒキコモリ・キャラでしたが、正月休みの不在中にリフジウムを自力で脱出して本槽デビュー。それからというもの、明るいにもかかわらず、人工エサをあさったり、回転式ディフレクターに玉 乗りしたりと、冒険野郎っぷりを発揮していましたが、ある日、こつ然と姿をくらましてしまいました。
　 えびてん ホワイトソックス １２ヶ月 本水槽で２代目のホワイットソックス。先代の海老蔵は１ヶ月ももちませんでしたが、今回リベンジです。おなじみの目の醒めるような赤に真っ白のソックスを履いて、白い斑玉 が目を楽しませてくれるオサレなエビ。
なぜか目の下の頬に黒いタトゥが入っています。最近のエビ界の流行なのでしょうか。 		ほっぺたのタトゥが脱皮とともに消えてしまい、綺麗な姿にもどりました。いつも岩の裏でオーバーハングしてガンとして動きませんが、エサの時間になると、とたんにスイッチがはいって暴れ回ります。基本的に地ベタ中心で、水中を泳ぐことができず、水槽の中間ぐらいまでしか登ることができません。 赤いボディーがワインレッドの渋い色合いのままの”えびてん”。夜は岩影でジッとして、昼も岩の下で近づく魚にちょっかいを出しては嫌われています。晩年は食欲旺盛になり、水槽内を縦横無人に動き回り、泳いでエサを漁るなど、体が２回り以上大きくなりました。引っ越しの時のストレスにたえられず、亡くなりました。
　 モモクロ イソギンチャクモエビ×５ １５ヶ月 安全地帯のリフジウム水槽で、安心して子育てしてもらうために新たにイソギンチャクモエビを５匹投入しました。
本水槽でこれまで投入したモエビ達は、産卵どころか、脱皮すら見せてくれませんが、今度は、かわいい稚エビの姿を見たいと思います。 		モエビはおとなしく、複数匹で買う方がむしろいいと思っていましたが、だんだん水槽に慣れてくると、１匹のメスをめぐって、骨肉の争いが始まりました。強いオスのプレッシャーに負けてリフジウム槽の外へ飛び出し、早くも２匹が犠牲に。メスはお腹が膨れているのですが、未だ稚エビの姿はみえません。 大きく成長したメス１匹に、それを一人占めしようとする中ぐらいのオスと、追い回される非力な子供のオス。の奇妙な三角関係が続きましたが、その後、メスにフラれたのか、中オスが行方不明となり、プラトニックな２匹の関係に。リフジウム槽のリセットの際にメスが本槽へ逃亡すると、小オスも消息を絶ちました。残ったメスは引っ越しのストレスで、亡くなりました。
　 タママ
二等兵		 テールスポットブレニー １６ヶ月 無念の最後をとげたギロロ伍長の後任としてすぐさま配属された同じテールスポットブレニー。姿形はまったくギロロと同じですが、性格が正反対。水槽に入れて直ぐに馴染んで、人の姿におびえることなく、他の魚達に混じってまったりしていました。用意した土管と日影のシェルターに、分かっているかのように初めからすんなりはいってくれて、拍子抜けするほどのオモテナシ精神にあふれたカエルウオです。 ねぐらの土管を起点にして活発に動き回っています。絶えずチョコマカと岩やガラスのコケをなめまわって、目の前を動き回るので、ニノとタロウからはウザッたがられ、近づいてきたところを追い払われてたりもしますが、ハートは強く挫けることがありません。それが刺激になって水槽がいい活気がでているようです。コケ取り能力はほぼありません。 岩の隙間に設置した土管を愛用のネグラにして、ライトが消えると決まってそこで練るようになりました。他の誰よりもよく動き回るのでニノやタロウの退屈しのぎ、ストレスの発散相手として、水槽の調和をもたらすマスコット的な存在でした。引っ越しの、１４時間に渡る長旅に絶えられず、亡くなりました。
　

ＧＭＴ５
じーえむてぃー・ふぁいぶ

イソギンチャクモエビ×５匹

２４ヶ月

蛯ちゃんを差し置いて５匹組ユニットがいっきにデビュー。店の入荷の関係でエビがブッキングしてしまいましたが、念願だったイソギンチャクモエビです。入荷してのイキのいい中からよりすぐりを選びましたが、イキが良すぎて、１匹が水合わせ中に跳ねて床に貼り付いてしまい、あわてて水槽にいれたらエサと間違えたニノとぶーちゃんに齧られて、オーバーフローの管の内側に逃げ込んでしまいました。

 イソギンチャクモエビというだけあってイソギンチャクが大好き。磯野家（サンゴイソギンチャク）に居候し、磯野家を中心に活動中。当初はメンバーの暴力沙汰、引き蘢り、流出事故など数々のトラブルにまきこまれながらも、なんとか５匹揃って、活動再開しています。
後半、２代目フグ田さんをニノに乗っ取られ、抵抗も未練もなく、あっさり岩影に隠れてしまいました。糸くずのような糞を常に飛ばしています。 		集団行動はあまり得意ではなく、意外にいがみ合って生活しているようです。イソギンチャクがいないと、お互いお気に入りの岩影に避難して、夜になるとバラバラに行動しています。いったいどの時期のメンバーだったのかわかりませんが、最後に１匹だけ残りました。引っ越しの長旅に虫の息で、引っ越し先で亡くなりました。
　 アキ＆ユイ イソギンチャクモエビ×２匹 ２０ヶ月 ＧＭＴ−５を選んだ際にショップに残されていた売れ残りのイソギンチャクモエビ２匹。ショップの広い水槽の中で姿をくらましていましたが、シライトイソギンチャクにつられて出てきたところを見つけて引き取りました。姿形がＧＭＴ−５と全く同じなので、水槽に放したとたんどれがどれだかわからなくなってしまいました。 先のGMT−５と混じってよくわかりませんが、フグ田さんの周辺や笠の中に絶えずいます。といっても、フグ田さんに何をケアするでもなく、何を奪うこともないようです。ときどきシャチホコのように折り曲げた腰を優雅に振って踊っています。 セクシーに腰を振ってダンスする姿は、かわいいですが、魚に対する必死の威嚇行動だったりします。初期のメンバーと混じってどちらのメンバーなのかわかりませんが、最後に１匹だけ残りました。引っ越しの長旅に虫の息で、引っ越し先で亡くなりました。
　 えびせん グリーンサロンシュリンプ １１ヶ月 別名フシウデサンゴモエビ。コケ食のエビで、かっぱに次いで２代目。突如増加した本水槽内の糸状コケをがっつり食べてもらうために導入しました。緑色が薄く全身に広がっている綺麗な個体です。元気がよく仲間を押し倒してマウントしていました。しがみついたら水から出しても離さないガッツの持ち主。 前任のカッパとは違って、かなり消極的で昼間は岩の後ろで動かず、触角だけ動かしています。藻食性ときいていましたが、確かに藻のなにかを突いているものの、ちっとも藻が減ることはありません。夜は活発ではないですが、ときどきいろいろな場所を冒険しているようです。最近、綺麗な草色の身体も、少しずつ岩の色が混じってきています。 体の色は、茶色、深緑、若草色と時々によって変化するようで、後から入ってきたエビアンと見分けがつきません。がっちり夜型ですが、たまに人工エサにつられて底砂に降りたりします。”えびてん”が天敵らしく、晩年食欲旺盛で活発になった敵に戦々恐々としていました。１４時間の引っ越しの長旅に耐えるも、水槽の到着までは耐えられず翌朝亡くなっていました。
　 海人
（うみと）		 マガキガイ ２８ヶ月 マンガ「寄生獣」のモデル（ウソ）。細長い巻貝の中から黒目玉 を延ばしてあたりをうかがい、ゾウの鼻みたいな口を延ばして底砂や岩をなでまわるお掃除名人。見れば見るほど後を引く奇妙な愛嬌がある貝です。こちらはミズタマハゼの”ぶーさん”と違って水槽にいれたとたん殻に閉じこもって動かなくなってしまいました。水槽の天敵”コケ”を退治してくれると入れたのですが、早速ブーさんにお株を奪われています。 最新モデルのルンバ（ウソ）。 最初は殻に閉じこもりニ−ト状態でしたが、今ではすっかり更生して精力的に水槽の清掃業を営んでいます。その働きぶりは、気まぐれなぶーさんと違い、彼の通 った跡には何も・・・いや、特大の糞しか残りません。働き者の海斗（カイト）ですが床掃除専門で、残念ながら登りはヘタクソと見えて、水槽ガラスは茶ゴケだらけです。 最古の人工知能付き掃除機（ウソ）。砂の中からガラスのてっぺんまで水槽内をくまなくモグモグしていますが、何を掃除しているかは正直不明。でもその元気と愛嬌で水槽に欠かせない存在になりました。貝殻も１巻きし、文字どおり１回り大きく成長しました。長旅にも、引っ越し先の仮槽でも最後の瞬間まで元気に動き回っていましたが、水槽の水合わせのときに、まさかも力つきてしまいました。

　


いつもながら、すみません。星空から見守ってください。

　

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