特集：みきちゃんを見守る会

日々、餌の確保にホンソウする開設者と「みきちゃん」。朝の出勤時は通常の２倍の忙しさです。

「みきちゃん」は「ケンタロウ」と同居中。ボディーカラーは同じ黄色で目に鮮やか。でも、臆病で引っ込み思案な「ケンタロウ」と、人目をまったく気にしないマイペースな「みきちゃん」は対照的です。

お決まりのオトシゴポーズ。いつもなにかに巻き付いていないと不安なようです。得に寝る時はやや太めのしっかりした”止まり木”が必要ならしく、初めて来たときはしっぽをガラスに押しつけてウロウロ。

大好物のイサザアミ発見。ターゲットロックオン！！。こうなると他のものにはいっさい目に入りません。ターゲットをじーっと見つめたまま、そろーりと近づく。

射程距離はわずか１ｃｍ（近すぎてもダメ）。出戸浜で捕れた元気のいいイサザアミはピンピンして的がしぼれずに苦戦します。が、飽きもせずに餌が自分の間合いに入るまでしんぼう強く近づきます。がんばれ！あと一息。

パシッ！と鋭い音をたてて餌を吸い込みます。でも直前にかわされることもあり、ターゲットが空しく顔を横切っていくことも。成功率は６０％ぐらい？たまにケンタロウがちゃっかりゴショウバンにあずかる一幕もあります。生き餌しか食べないクセにこの鈍さ。そのくせ食欲旺盛なので心配です。めげるな！！「みきちゃん」。ところでこの長いストローは口？鼻？

イサザアミはバケツにとって活かしておきますが、飼育が難しく毎日徐々に死んでしまいます。欲張って取り過ぎると逆効果 。おかげで毎週海へ餌取りに、せっかくの新車が〜。凪いだ砂浜は波打ち際の砂の中にイサザアミが取り放題ですが、荒れた海やこれから冬の季節に備えて餌の確保の方法を考えないと。幸い「みきちゃん」はブラインシュリンプの親（稚魚用餌のプランクトン。乾燥卵を孵して育てる。）を食べてくれるのでこちらに切り替えようかと考えています。

今回の「みきちゃん」の登場でもっとも喜んでいるのは「ボス」です。イサザアミに味をしめ、生き餌の魅力にとりつかれた「ボス」は、今ではイサザアミ５〜６匹をわずか１０秒以内にペロリ。これで丈夫な赤ちゃんを生んでくれればいいのですが。

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