開設者のはしり書き
２０１０年９月２６日（ごあいさつ）
『えび部屋SP.』をご訪問いただきましてありがとうございます。
突然ですが、１０月からまたベトナム逆戻りがきまりました。 そのため『えび部屋SP.』は今回で終了になります。
やっと復活してたった２ヶ月。ほんとに短い間でしたが、気がついていただいた皆さんありがとうございました。
ただいま、引っ越しの最中で、長々と愚痴や恨み事をつづる時間もありません。
なかなか海水魚飼育に専念できる状況はできないですが、また、何かの形で再開できればと思っています。
そのときまで、 みなさんお元気で。
２０１０年９月１４日
ホコリがかぶらないように懸命に更新している『えび部屋SP．』をご訪問いただきありがとうございます。
１ヶ月ぶりにベトナム出張から帰ってきました。おかげで夏休みなしでしたが。
今年の夏は皆が口を揃えて猛暑といいますね。確かに８月に日本からベトナムに着いた瞬間、ベトナムの方が涼しいと感じたぐらいです。
テレビでは連日猛暑のニュースが絶えません。でも９月に入ったばかりなのに、アナウンサーが今年は９月に入ってもまだ猛暑ですと、さも異常気象のように伝えていましたが、あれ？例年９月はまだ暑いんじゃなかったっけ。関西あたりではセミもうるさく鳴いているし、プールも９月末ぐらいまで開いてるのでは。一度、中学生の頃、なかなか涼しくならないのでいつまで続くのか覚えていたことがありましたが、確か１０月２０日頃までうだるような暑さがあったと思ったですが。暑さの尺度が変わっているのかもしれませんが、３０度越えでちょっとオーバーな気がします。
そんな中、いつも感心するのは日本に伝わる旧暦というか節気です。これはｉ−Ｐｈｏｎｅアプリの『月読君』で確認するようになってわかったのですが、小暑、大暑、立秋、処暑、白露といった言葉は、初めは旧暦だから今の暦とズレているのだろうと思っていましたが、実は見た目の暑さ寒さの中にあるわずかな季節の変化点を適格に捕らえていて、たしかに日中は猛暑でも、空、山、夜では確実に季節が変化しているのに気づかされます。
今年の夏は猛暑だったと過去形にしていましたが、秋田では赤とんぼが飛び回り、夜は窓を明けてねているとウッカリ風邪をひきそうな季節になっています。
やっぱり今年の異常気象といえばやはりゲリラ豪雨でしょうか。そういえば最近、会社で竜巻きが発生して工場の屋根と車数台を壊していったようです。これも異常気象なのでしょうか。はたまた会社が呪われている証拠とか・・・・
２０１０年８月９日
ホコリまみれの『えび部屋SP.』をご訪問いただきありがとうございます。２０１０年８月８日
ホコリまみれの『えび部屋SP.』をご訪問いただきありがとうございます。
少し前までゲリラ豪雨でしたが、暑いです。部屋の空気がコゲてます。
ここ数年、日本で夏を過すことがなかったので、今年になって暑さ対策が必要なことに気がつきました。前にあった扇風機や人からもらったクーラーはベトナムに行く時に手放していたのです。暑くなる前に電器屋にいきました。最初はすぐに涼しくなるから卓上型の安い扇風機でいいやと思っていましたが、たとえ秋田といえども毎年１週間ぐらいは扇風機が効かないほど寝苦しくなるので、ここは思いきってクーラーか。でも、部屋に大きな荷物が増えるのも嫌だし、最近エコだからな〜と、店内をウダウダしていました。すると扇風機とクーラーの間に地味に冷風機のコーナーがあるのに気がつきました。水の気化熱を利用して風を涼しくする縦型の扇風機のようなもので、氷をいれるともっと涼しくなるとあります。使ったことはありませんでしたが、１週間ぐらいならこれで乗り切れるだろうと扇風機以上の出費をして買いました。早速、タンクに水を入れて冷風開始。でも送風とあまり変わりません。やっぱり氷をいれないと下がらないのかと入れてみましたがそれでも微妙。冷却効率はかなり低いみたいです。日中の直射日光の熱が夜になって壁からにじみ出しているのかスポットだけの冷風は意味がないようでした。
加えて、マイナーメーカーだったからかテレビのリモコンと干渉し、チャンネルを変える度に冷風機の設定が変わり、その度に風向きを直さなくてはいけなくて、とても面
倒です。極めつけは、溜めてたタンクにカビがはえたらしく風が生臭くなってしまいました。精神的にはかなり冷え込んでいます。今はファブリーズをタンクに注いだり、金属石鹸をいれて様子をみています。
２０１０年８月４日
ホコリのかぶった『えび部屋SP．』をご訪問いただきありがとうございます。
ワールドカップはすっかり終わってしまいましたが、その余熱は今も冷めず盛り上がっています。スポーツニュースでは代表選手の動向が毎日報道されて、時々、ゲスト出演すれば大物タレント扱いで、選手の地元の学校では神としてアガメタテマツラレていますが、今回ほど当事者（選手）と観客（マスコミ）との温度差があったことはなかったように思います。
予選前の前哨戦で４連敗。すでにあきらめムードで監督には冷たい責任問題。応援団長のＳＭＡＰ信吾の合い言葉は『信じよう、日本！』でした。にわかファンの自分としては、４年前のメンバーとガラリと変わって、やっぱりナカタが抜けたあとは厳しいのか。選手は老いて、若手がのびなかったのかと思っていました。現に、身の回りでカメルーン戦で本気で勝つと思っていた人は８割にも満たなかったように思います。当時ベトナムにいて仕事漬けでほとんど予選は見れませんでした。唯一カメルーン戦の後半を日本食レストランの大画面
でお祭り好きの見ず知らずの連中と大騒ぎしたのが思い出です。その時は、何となく勝つと宣言したので、そのとおりになってうれしかったです。フタをあければ見事な予選突破。３つの鮮やかなゴールシーンは今でもカタリグサで繰り替し映像が流れます。世界に通
用するプレーの言葉が国民のお眼鏡にかないました。これが今回の全て。本戦でパラグアイに惜敗も、皆よくやったとお祭り騒ぎ。一方、８位
（４位？）入賞と宣言していた監督は悲痛な表情で辞任をほのめかし、選手も身を小さくして帰国しましたが、意外にも国民から指示が得られているのを知ると、ホッとして冗談をカマしたり。またそれが手放しでウケて好印象が好印象を呼ぶ。実はこれまでで最高のチームワークだったことを知ったのは全てが終わった後でした。小さな失敗にマスコミに怯えて杭を出さないようにしていたけど、ほんとはもっとのびのびやりたかったのに。ほんとムシがいいというかチョーシがいいというか。それをマスコミというなら観客（国民）はタンジュン、ムセッソウというのがいいかも。それでも観客にささえられている選手達は何も言い返せません。これからはJリーグに足を運んでほしいと選手がいいます。これだけプレッシャー与えといて、本当に自分達のプレーに心から感動しエールを送ってくれるのなら、これからは少しでもJリーグに足を運んでもっと選手をささえてくれという、せめてもの当てつけ？だったのではないでしょうか。（
たいしてサッカー事情をしらないくせに、かなり偏見入ってしまいました。）
２０１０年８月１日
あまりにもご無沙汰しておりましてすみませんでした。それでもホコリのカブッた「えび部屋」をご訪問いただきまして誠にありがとうございます。
２００９年２月に日本に戻ってきて、４月にまたベトナム。ＧＷを日本ですごし（３回目の沖縄）。５月から延長延長で翌２０１０年の４月までベトナム。
さらに、６月に３週間程ベトナムへとゴタゴタしておりました。目まぐるしくて、もう記憶もなんだか混乱して、どこで何をやっていたのかも直ぐに出てきません。
身の回りの環境も大きく様変わりしました。が、このゴタゴタは今後も当分続きそうな雰囲気です。
そのため、日本にいても、今一つ「えび部屋」に気分が集中せずに、更新もできないままでした（相変わらず暗いフリですみません）。
それでも中には「えび部屋」を覚えてくれていて、気にしてくれるので、とてもありがたいです。
そんな人達のために、たとえヘタクソでも、なんでもいいから少しずつ、更新していかねば。と、思いながらも１ヶ月たってしまいました。がんばります。
さて、２００９年、新車を買ったとたん、ベトナムに逆戻りしたことは、たくさんの人に私のイメージとして残ったようで、日本に帰ってから会う人の第一声は、１００％
「車、動いた？」でした。それはもう老若男女同じ第一声で、社内にとどまらず、社外のお客さんからも同じツッコミ方を受けるので、何か打ち合わせしていんじゃないかと気味が悪くなったほどです。この車、当時話題になったホンダのハイブリットで、月に１回は必ず運転してくださいというのがディーラーさんからの唯一の注意事項でした。車の管理を同僚に頼むのも気が引けるので、１〜２ヶ月の約束でディーラーさんにお願いしたところ快く了承してもらい、月に１度、寮の駐車場から車を引き取りにきて運転や洗車をしていれていたようです。それから１年近くお願いお願いで管理を延長してもらい、日本に戻っても新車の臭いのまま、快適に運転することができました。ディーラーさんにとってはいい迷惑だったかもしれませんが、毎月の引き取りで、すっかり寮の管理人さんと仲良くなったらしく、これをきっかけに新車の契約をとれたようで、こちらも、肩の荷が降りたような。スタットレスははきかえたまま一度も使わず、走行距離わずか８００Kmで１年点検でしたが、この車の購入時から何かと因縁があって、愛着もでて、これはこれで快適なので気にいってます。そのうち思う存分遠くへドライブしたいと思います。
２００９年３月２０日
皆さんこんにちは。えび部屋SP.にご訪問いただきまことにありがとうございます。
日本に戻ってきて早２ヶ月がたち、ようやく生活も整い、ホームページも再開です。
最初の１〜２週間は家具も電化製品もない生活。布団以外はベトナムからの荷物もない状態からスタートしました。足はもっぱらバスか電車で会社の行帰りは徒歩でした。
まず初めにロングコートを買い、住民登録し、大型家電量販店で地デジテレビを買い、車を選び、インターネット回線を依頼しました。といっても、それらが一回でかたづくことはなく、手続きや設定で何度もやり取りしながら、徐々に徐々に整えていきました。帰国から１ヶ月過ぎてようやく車やインターネットが来てからは、遠出をして家具や電化製品を買い込んだり、冷蔵庫をもらったり、新しいパソコンの設定をしたり、いろいろな住所変更をできるようになりました。
それで発見したのは、やっぱり冬の異常な寒さと、地デジの鮮明さと、冷蔵庫の価格の高さです。
その間にもえび部屋更新のいろいろな障害があり、仕事はいきなりギチギチだし、管理人さんから譲ってもらったお下がりの冷蔵庫は物凄い異臭がして２〜３日かけて綺麗にしたのに、コンセントに差し込むと壊れていることがわかったり、財テクしたり、ベトナムで立ち上げられなかった新しいノートパソコンが面
白くて遊んでしまい、この古いパソコンの立ち上げが遅れてしまいました。
この慌ただしさから解放さると、ほんの２ヶ月前のベトナムの事がもう遠い昔のことのように思えます。仕事のことについては何かとまだ不便もありますが、生活はやっぱり日本が一番だと思う今日この頃です。
２００９年１月２４日
シンチャオ。本年もえび部屋SP.におこしいただきありがとうございます。
今年も残すところあと１日となりました・・・というのは、ベトナムのテト正月の話。今ハノイは正月連休の真っ最中で、会社も長期の連休に突入します。こちらでは今でも昔の暦を使っていて、この時期に「よいお年を〜」とか「ハッピーニューイヤー！」と声を掛け合います。１月１日も正月の飾り付けはしますが、本格的に祝うのはこのテト正月のようです。テト正月の準備に路上は活気づきますが、飲食店をはじめ主だった店はこぞって休むので日本人が生活するのに最も不便な時期になります。厳しい暑さから解放される絶好のシーズンですが、この期間の来越だけは避けた方がよいでしょう。
さて、テト正月を目前にひかえ、私のベトナム生活も今日で最後になりました。今夜の飛行機でベトナムを離れます。気がつけばあっという間、思えば長い間の２年と４ヶ月でした。年間休日が
７９日以下、毎日が会社の往復で、楽しみと呼べるものは少なく、結局ベトナムに馴染めないままでしたが、こうして荷物の片付いた部屋に居ると、初めの右も左も分からなかった頃から、少しづつ皆から経験値をもらってなんとか人並みに生活できていた今日までの道のりが懐かしく思い出され少し寂しさを感じます。でも、それも今だけのことなんでしょうが。
これからはまた秋田に戻って生活が始まるわけですが、ベトナムに来る時にそのほとんどを失っているので、また一からやり直しです。インターネットができるのはいつになるやら。
２００９年１月１１日
すっかり明けてしまいましたが新年おめでとうございます。本年もえび部屋SP.をお願いいたします。
と、いっておいていきなりですが、１月末で日本に帰任することになってしまいました。
年末。２００８年も残るところ１週間となった頃、脈略もなくいきなりの内示。２年前とまるで同じシチュエーションになりました。
そういえば、ベトナムに赴任する時も内示の直前にベトナムに出張がありましたが、今回も実に２年ぶりに仕事で秋田に立寄り帰ってきていきなり内示がでたところもおなじです。帰りは東京で新しいＩＢｏｏｋを購入し、念願のＩｐｈｏｎｅのチューンをと思っていましたが、調整は日本に持って帰ってからになりそうです。
えび部屋SP.も軌道に乗ることなく会社の仕事ともども中途半端になってしまいました。ハノイ地元の地味ネタを続けながら最後はベトナムの珊瑚礁
を紹介して大団円を迎えるつもりでしたがそれもかないそうにありません。これも大不況の為なのか、知らない内に本厄が終わっていたためなのか。帰任の内容がしっくりしないだけに今一つ喜べないのでした。
帰るまでの間、少しでもネタを溜めて更新していきたいと思います。
２００８年１２月２４日
メリークリスマス マー！ えび部屋SP.にご訪問いただき誠にありがとうございます。
１１月、日本の晩秋に似たひんやり清清しい、でも深呼吸すると排気ガスでむせるハノイの様子をお伝えすることもできず、気がつけば肌寒さを通
り過ぎトレーナーも物足りない年末の寒さになってしまいました。 今年もハノイは例年になく寒い様です。
ハノイの気候にすらついていけない有様で、目まぐるしく変わる世の中の情勢にあわせ、はしり書きできていませんが、アメリカの金融破綻に始まった不景気の波は、めずらしく経済評論家のいうとおり一気に世界に広がってしまいました。これまでお手本としていた勝ち組大企業もあっさり赤字に転じこぞってリストラの嵐。結局、企業体質の改善がどうというより、世の中の流れには逆らえないということなのでしょうか。勤め先も注文がなくなって、いままでとすっかり様子が変わっています。
ハノイではどうかといえば、
いつも休日に気分転換に立寄るカフェでのこと、１杯５２０００ＶＮＤ（ベトナム通
貨”ドン”）のカフェラテを飲んでお勘定を払いました。通常、ハノイではレジに行かなくても店員がレシートを持ってきてくれます。レシートをカバーに挟んでウヤウヤしく運んできてもらうとちょっとした優越感にひたれます。１００００ＶＮＤ以下の紙幣は日本の５０円、１０円感覚で使い道がないので、１０２０００ＶＮＤを払って５００００ＶＮＤを受け取ろうと思いましたが、店員がこの２０００ＶＮＤ紙幣はボロボロなのでダメだといいます。ボロボロの紙幣どころかセロテープで補強するのも当たり前の国のハズですが、高級店のプライドにさわったのか、他に紙幣もなく、しかたなく１０００００VＮＤを払いました。すると、さっきまで優雅にコーヒーやレシートを運んできていた店員が、足早におつりを挟んだカバーを置いてカウンターに引っ込んでしまいました。カバーを開くとさっき受け取らなかった２０００ＶＮＤ紙幣以上にボロボロのツギハギだらけの２０００VＮＤが４枚入っているのでした。ふつうの日本人であれば、その店員を呼びつけテーブルをひっくり返すところですが、だまって受け取り、帰りのタクシーの運賃を全てボロボロ紙幣で払ったのでした。
このように、ハノイの末端でも金融破綻の影響は確実に出ており、今後の動向に細心の注意が必要のようです。
そして、来年こそは、季節や世の動きにあわせトピックスを紹介できるようがんばりたいとおもいます。
２００８年１１月１６日
シンチャオ！えび部屋SP.におこしいただき誠にありがとうございます。
１０月の終わりに降った大雨はベトナムでは３５年ぶりの大洪水となったそうで、今でも各地に大きな災害の傷痕を残しているようです。
ハノイでも１日中降り続いたドシャブリで、あちこちが冠水しました。夜になって外出先から家に帰りつけなかった人が結構いたようです。
ふつう大雨になると川になった道路で車がエンストするので、タクシーも走らず、呼んでももなかなか来ません。
自分も仕事帰りのレストランに置き去りにされヒヤヒヤしましたが、運良く捕まえたタクシーの運ちゃんが肝っ玉
のドライビングで、川の道路を果敢に、柔軟に迂回して家まで送り届けてくれました。膝までありそうな水をかき分けて無気味なうなり声で進むタクシーが止まったが最後、雨の中、パソコンを抱えて車で３０分かかる道のりを歩いて帰らねばならず、写
真を撮るのも忘れ一生懸命タクシーを応援していました。無事に着いたときチップをはずんだのは云うまでもありません。現地の人達は平気で冠水した道路をサンダルでカッポしていましたが、道端のゴミや下水が逆流してかなり危険だったらしく、後で体調を崩して入院する日本人がかなりいたようです。その日曜日まだ雨の続く中、家の前のチュックバック湖を見に行くと、ドッチボールのようになったドブネズミが足を上にして何匹も浮いているのを見てさすがに悪寒が走ったのでした。
２００８年１０月１２日
シンチャオ！えび部屋SP.におこしいただき誠にありがとうございます。
ヒサビサの１日休みです。いや、午前様だったので１日ではないか。前回はネットにつながらないので更新できませんでしたが、今回は本当に更新できませんでした。ここんとこ連休はおろか、土日もなし。もともと徹夜もできないタチなので、これは、さすがにこたえます。
さて、ベトナム生活も２年になりました。仕事面ではまだ２年？ですが、私生活面ではもう２年？といった感じです。２年もいるのにベトナムはおろかハノイすらも詳しくないので、新しく来た人やお客さんからいい店を案内してといわれるのがプレッシャーです。このぶんでは当面
は町を案内できそうもありません。
２００８年９月６日
シンチャオ！えび部屋SP.におこしいただきまことにありがとうございます。
気がつけばもう９月。朝夕は、すっかり涼しくなってきた今日この頃です。
８月頭。久しぶりに日本に帰省し、ｉＰｈｏｎｅを買いました。個人携帯を持つのはこれがはじめてです。実のところ、携帯電話の部品をつくっている会社に勤めながら、携帯の必需性、利便性というものをほとんど感じたことがありませんでした。突然の呼び出しに腰を折られる煩わしさ、他人を呼び出す心苦しさ、メール返信に余念のない相手に感じる疎外感と、手軽に人と人とを結びつける便利なアイテムも実は持つことで新たな不便さ、つながらないモノが生まれているのではないか、自分にはよほど退屈な時、急を要する時がめぐってこない限り購入することはないだろうと思っていました。そんなとき話題の携帯電話が日本上陸の興奮ぎみのニュース。数少ない日本からの雑誌もこぞって特集を組んでほぼベタボな内容。そろそろ欲しいと思っていたｉｐｏｄやインターネットもパソコン同様に見れたりと、電話なしでも面
白そうで、到着して早速店に立寄ってのぞいてみました。客寄せの店員の勢いに比べ、思ったほど人集りもなく淡々としており少し拍子抜けでした。帰省中、いつも会社からの電話が実家にかかってくると、他の場所に遊びにいっているのが実家にバレてしまうので、海外でも使えるという言葉であっさり契約しました。契約内容を聞けば今までの携帯から乗り換えをする人にとっては制約が多くて不便なのかもしれません。今まで携帯持ってなくて良かったと思いました。早速つかってみると確かにいわれるだけあって心憎い演出やボタン操作が面
白く飽きません。ところが、イザ会社に連絡しようとすると、早速エラーがでてメールの設定できません。海外に電話もつながりません。設定のおおまかなところはわかっても、キモになる専門用語が理解できず、結局、付近の販売店に２回聞きにいくはめになりました。ベトナムに戻ってくると、インターネットのつながりが悪く、カンジンの音楽も最新のパソコンがないと転送も購入もできないことがわかりました。そして、３週間も立った頃、電話会社から通
話料が３万円を越えたとの警告メールが。日本ではつなぎ放題のインターネットも、海外ではしっかり取られるのだそうな。インターネットも音楽携帯もできず、他の便利な機能も破損や盗難が恐いので、カバンの底でホコリをかぶってるｉＰｈｏｎなのでした・・・・無念。
２００８年７月２０日
シンチャオ！えび部屋SP.にご訪問いただきありがとうございます。
この時期、ハノイはよく雨が降ります。日中は晴れでも、日が暮れると待っていたかのように雨になることが多いです。
雨は”底が抜けた”という表現がぴったりの大粒の雨で、タクシーから店までのほんの数秒でズブ濡れ。その気になればシャワー代わりにもなりそうです。ただし、あらかじめ洗剤で体を泡立ててから外にでないと、体につける前に洗剤が洗い流されてしまいますが。
それからカミナリも毎晩といっていいほど見られます。日本と違うのはこちらの音は少なめ。空に壊れた蛍光灯があるように、無音でせわしなくフラッシュしていることが多いようです。そして長く綺麗なイナズマがみられます。カミナリの撮影写
真でみられるような龍のようにくねった光の筋が雲間をよぎるのは見事です。とはいえ、頭上でカミナリが鳴ると多少なりともビビるのが日本人の感性ですが、ベトナム人は全く無反応です。大の日本人の男が頭上のイナズマにウォツとかいって頭をすくめるそばで、ベトナムの女性が平然と、むしろ暑くなくて快適そうにしていると、ちょっとバツが悪かったりします。
２００８年７月５日
シンチャオ！えび部屋SP.ご訪問ありがとうございます。
６月の後半に入るとハノイに季節限定の"ライチ"が出回ります。ライチとはあの楊貴妃も大好物の果
物のことですが、甘くてプリプリした生ライチは日本ではなかなか食べる機会がないので、日本人のなかでは普段果
物を食べない人もライチの出回るこの１ヶ月の間は、ライチ目当てに市場にいく人も多いようです。ハノイは年中果
物が豊富で、南国特有の果物意外にも、日本でとれる果物は、ナシだろうがミカンだろうがカキだろうが、それこそなんでもありますが、安定して美味しいのはスイカとパイナップルとこのライチぐらいではないかと思います。とはいえ、ジャックフルーツだのドリアンだの試していないので情報に偏りがありますが。ライチを買うと枝についたままをヒモでまとめて鈴なりで売っています。一房で１００個ぐらいはあるでしょうか１日、２日では食べきれません。それが２００〜３００円ぐらいですが、実は、これは外国人価格らしく、知り合いに聞くとベトナム人はその１／１０ぐらいで買っているとか。確かに、子供が道端で食べ散らかしているのをよく見かけます。日本では高価なライチも現地では駄
菓子がわりといったところでしょうか。
２００８年６月２９日
シンチャオ！えび部屋SP.におこしいただきありがとうございます。
復活して翌週ぐらいからインターネットがつながらなくなってしまい、のっけから更新が遅れていしまいました。本来ならブログっぽく間髪を入れず紹介していこうと思っていたのに、見事に出鼻をくじかれてしまいました。ベトナムともなればこんな現象も通
算３〜４回目で茶飯事です。とはいえ、ドタバタしてずっと苦情をだすこともできない有り様だったので、どのみちブロク構想も虚しい希望だったのですが。
ベトナムにとって６月は変わり目です。街路樹の花がいっせいに咲き乱れ、町中が鮮やかな紫や黄やオレンジで賑わいます。気温も急激に上昇し、日射しは殺人的に強くなります。夕方から雨が多くなり、いわゆる雨期になるようです。どしゃぶりの雨になると道路は所々雨が溜まって川のようになることもしばしば、昔ながらの町並みでは、排水溝の整備もできていないのでしょう。それでも、どんなに雨が降っても翌朝には洪水はきれいになくなっているのでした。
２００８年５月２４日
シンチャオ！
みなさん、たいへん長らくご無沙汰しておりました。お元気でしょうか。
はじめていらっしゃった方、誠にありがとうございます。
あわただしく「えび部屋」をたたんでから、気がつけばもう１年と９ヶ月。日本のあらゆる娯楽から切り離された替わりに、アフターファイブをたっぷりとって、のんびりマイペースな生活を・・・という期待はもちろん虚しく、平日は仕事から帰るとそのままソファで目を覚まし、貴重な日曜は疲れを癒すだけの日々。多少の好奇心も、見知らぬ
土地、言葉の壁はやはり大きくベトナムを探究しようという冒険心もなかなか湧いてきません。
周りからは「また魚飼わないの？」としきりに云われますが、もちろん簡単に飼える環境ではなく、なにより日本であれだけ思いきって処分して来たのであらためて魚を育てる気力がすっかり失せてしまっていました。１年も過ぎた頃ようやくインターネットができるようになると、せめて「えび部屋」だけは何とか再開したいと思っていましたが、余裕が無いということで、作業もはかどりませんでした。そんな中、プロバイダから掲示板サービスの中止の連絡が。ますますみすぼらしくなる「えび部屋」に再開の焦りが重くプレッシャーになっていました。そのうち余裕のなさが、身近な仲間の退職や入院にも気もまわせなくなると、さすがに危機感を感じ始めました。コンガリ日に焼けてマッタリした他所の日本人に逢うと意味もなくヒガンだりしていましたが、ふと、身の回りでも余裕がないのは自分だけ？なことに気がつきました。皆それぞれに厳しい中、工夫したり折り合いをつけて、不便なベトナムの中に日々楽しみを見つけているようです。
やっぱり、余裕のなさは、気持ちだけの問題なのか、余裕がない今だからこそ「えび部屋」を復活させなくては。
ということで気力をふりしぼりつつ、「えび部屋sp.」として新たに再開します。とかいいながら、すでに１ヶ月が経過してしまいましたが。
sp.は、ショップなどで魚やサンゴの名前がはっきりしない場合に、名前の語尾につけて使用するspecies「〜の一種」の略だそうです。いままでの「えび部屋」の未完成の部分や、ベトナムのネタなどをノロノロと紹介していこうと思っています。
正直いつまで続けることができるか？文のマズさ遅さは相変わらずですが、”えび部屋の一種”「えび部屋sp.」を今後ともよろしくお願いします。